事例紹介

栃木県日光市の渋滞対策実証実験

利活用の概要

紅葉の季節に混雑する日光周辺において、現地に仮設表示板を設置し、迂回ルートの誘導を行うことで臨時駐車場への誘導を促す。

実証概要概要

利活用の効果

迂回ルートを使用する車両も増え、周辺交通の円滑化に寄与した。

利活用したデータの詳細

  • 交通データ

利活用の詳細

<利活用のきっかけ>

日光の社寺へ向かう道路は、紅葉シーズンに深刻な交通渋滞が発生することから様々な渋滞緩和策が講じられてきた。

 

<実施した分析>

旅行時間提供する直行ルートと迂回ルートの路線を定め、分岐点でLED表示板を設置し、2020年10月31日(土)、11月1日(日)、11月3日(火)、11月7日(土)、11月8日(日)の8:45~16:45の時間帯に旅行時間を表示、その結果を前年と比較した。

 

<分析の結果>

2020年11月1日の直行ルート(春日町交差点から日光東照宮駐車場まで)のルートのピーク時の旅行時間を2019年の同じ条件の日(同時期、臨時駐車場設置、交通量がほぼ同じで最も渋滞した日)で比較したところ、半減していることを確認できた。

 

<新たな事業・施策>

アンケート結果からLED表示板の表示内容の改善により来訪者の行動変容を促せることが判明したため、表示内容の改善は、導入時の検討事項として個々に対応している。

お問い合わせ先・関連リンク

住友電工システムソリューション テレマティクスサービスサイト「お問い合わせ」

https://www.traffic-probe.jp/contact.html
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