事例紹介

SFAと基幹系システムの取引先マスタを連携、顧客データの一元管理とマーケティングリストの作成を実現

利活用の概要

SFAと基幹系システムの顧客データに、共通する法人番号を付与したことにより、全社を横断できる顧客データの一元管理を実現。

 ①法人企業データベースから取引先を選択してSFAに登録。人の手による入力が介在しないため、顧客マスタの重複登録がなくなった。

 ②SFAで管理している取引先は約10万件、基幹系システムで管理している取引先は納品先含めて約30万件、2種類の取引先データを紐づけできた。

 ③既存事業と新規事業、顧客層が一部重なる2つの事業を合算しての実績集計が可能になった。

 ④法人企業データベースによる、マーケティング情報を活用して、精度の高いマーケティングリストの自社作成とコスト削減ができた。

利活用の効果

SFAと基幹系システムにそれぞれ取引先マスタがあり、2つのマスタがスムースに連携していなかったため納品先の管理や販売実績の集計が困難だった。2つのマスタを繋ぐため、法人企業データベースを導入し、顧客データの一元管理を実現した。
 

利活用したデータの詳細

  • インターネット検索データ
  • 自社データ

利活用の詳細

利活用の詳細について

 

<利活用のきっかけ>

空調関連国内大手の販売子会社である当該企業は、基本的に販売店等を通さないエンドユーザーへの直接販売を行なっており、保守サービスまで含めたトータル提案に強みがある。
近年では会社合併により、ビル総合メンテナンス事業に進出。既存事業である空調販売に加えて業容を拡大している。全国40拠点での営業活動効率化を図るべく、SFA(営業支援ツール)を導入したが、下記の課題があった。

 

・営業担当者が個々に登録する顧客マスタに、重複や表記の差異があった。
・導入したSFAと、販売先/納品先を管理する基幹系システムとの連携が十分ではなかった。
・複数事業の展開により、各事業/システムを横断した実績集計が困難だった。
・新規顧客開拓用に、企業リストを都度購入していたが、精度が低く費用もかさんでいた。

 

 

<実施した分析>

課題解決のため、顧客データの一元管理に着手した。データ統合ツールを導入してSFAと連携、SFA内の顧客データを名寄せしてクレンジングした。データ統合ツールには全国約820万件の事業拠点を総数とし、各企業の基本属性やグループ系列等、マーケティング情報を含んだ法人企業データベースを搭載している。

 

<分析の結果>

社内に点在する顧客データに、法人企業データベースの法人番号を付与した結果、顧客データの一元管理ができるようになった。
 

お問い合わせ先・関連リンク

ユーソナー株式会社

https://usonar.co.jp/
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