事例紹介
世界各国の企業情報を活用した海外与信審査の高度化・効率化
利活用の概要
電力商社であるA社は新規市場への進出や売上拡大のため、日本国外の電力需要の成長に着目し、現地の商工業施設を対象とした売電事業のビジネス機会拡大に取り組んでいる。本プロジェクトの一環として、世界各国の企業情報データを利用した信用スコアモデルを新規開発し、取引における審査業務を高度化・効率化した。
電力商社
株式会社東京商工リサーチ・東京大学エコノミックコンサルティング株式会社
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【民間企業】卸売業・小売業
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経営管理(生産、営業、物流・在庫管理含む)
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全国
- 2020年 ~
利活用の効果
海外企業情報データベースを活用した外国企業の信用スコアモデルを開発したことで、向こう一年間の退出(倒産・休廃業)する確率を踏まえた審査業務が可能となった。
利活用したデータの詳細
- その他
- 自社データ
利活用の詳細
<利活用のきっかけ>
電力商社であるA社は新規市場への進出や売上拡大のため、日本国外の電力需要の成長に着目し、現地の商工業施設を対象とした売電事業のビジネス機会拡大に取り組んでいる。その一環として、客観的なデータやより高度な分析に基づくリスク管理などの必要性が出てきた。
<分析の結果>
世界各国の企業情報が蓄積されたD&B Global Data Archiveのデータを活用し、外国企業の信用スコアモデルを新規に開発。向こう1年の間に企業が退出(倒産・休廃業)する確率を算出・利用することで、国外の商工業施設との取引における審査業務を高度化・効率化した。