試行運用中

国内の新規事業開発・ソフトウェア開発支援業者が、アジア諸国のソフトウェア開発業者の新規開拓のために、インフォベル・グローバル・ビジネスデータを利用。

本データベースを活用することで、特定の業種および事業規模を対象とした企業情報を、複数国に渡って一元的に取得することができた。世界の企業情報を包括的に集約したデータベースを利用することにより、業種分類や会社情報を基に、国境を越えたボーダーレスな経済活動の調査と分析を容易に、効率的に実施することができた。

【利活用のきっかけとなった事象・課題】
昨今、人件費の高騰により、国内でのソフトウェア開発のコストが増加している。より安価にソフトウェア開発を行うため、海外のベンダーに依頼するオフショア開発のニーズが高まっているが、経済の発展や技術の向上などにより、人件費の安い国は常に変化している。そのため、過去に安価であった国でも、現在では高騰している場合がある。したがって、より安価なソフトウェア開発業者を探すためには、複数の国を比較検討することが重要となり、また、サプライヤーを一国に集中させるのでなく、複数国に持つことが事業のリスク分散となる。

【利活用の内容と効果】
本データベースの活用により、従業員数や売上などの条件で検索が可能になるため、ターゲットとする企業を効率的に絞り込むことができ、また、会社メールアドレスやWebサイト情報を必須項目と指定することで、連絡先情報を確保。これにより、海外取引先の調査にかかる手間やコストを削減することができた。