事例紹介

経済動向分析における家計簿アプリデータの活用

利活用の概要

内閣府政策統括官(経済財政分析担当)が取り組む政策課題分析シリーズとして、家計簿アプリデータを経済動向の把握や政策評価に活用する際の一般的な課題を明らかにし、家計の経済行動を把握する指標として活用する際の課題を整理した。

利活用の効果

家計簿アプリデータの活用に関する基礎的な知見となることが期待される。

利活用したデータの詳細

  • キャッシュレスデータ
  • その他

利活用の詳細

家計簿アプリ利用者に対してアンケートを実施することで、家計簿アプリの利用者の詳細な属性が紐づけられたデータセットを構築し、利用者の属性の偏り、世帯全体の収入・支出行動の捕捉可能性等、家計簿アプリデータの特性について検証を行った。さらに、こうした特性を踏まえた上で、家計アプリデータを収入、消費支出、貯蓄、負債といった家計の経済行動を把握する指標として活用する際の課題を整理した。

その結果、適切な処理を施すことで、特に消費支出や収入の変動については、家計簿アプリデータによって一定の精度で公的統計の傾向を把握できることが確認できた。

消費支出の推移

課題と検証結果

お問い合わせ先・関連リンク

内閣府ディスカッション・ペーパー 経済動向分析における家計簿アプリデータの活用

https://www5.cao.go.jp/keizai3/discussion-paper/dp223.pdf

内閣府ディスカッション・ペーパー 経済動向分析における家計簿アプリデータの更なる活用

https://www5.cao.go.jp/keizai3/discussion-paper/dp232.pdf
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