事例紹介

人流データを活用し、イベント開催の効果検証を行う

利活用の概要

姫路市が実施するイベントについて、人流データを活用して、来訪者の属性やイベント前後での回遊状況を把握し、イベントによる人々の行動変容(来訪頻度や回遊等の変化)を分析した。

利活用の効果

分析の結果、イベント参加者は非参加者に比べて、再来訪する確率や来訪頻度が有意に増加していることが分かった。

第72回姫路お城まつりの分析結果の図(来訪頻度について)

(注)参加者と非参加者の間に統計的に有意な差異がある場合において、赤枠で囲んでいる。

(注)上記は「イベント開催時の中心市街地」へ来街があった人をイベント参加者、来街のなかった人をイベント非参加者とした分析の結果である。

利活用したデータの詳細

  • 人流データ

利活用の詳細

今回対象とした5つのイベントについて、開催場所を下図のとおり設定し、イベント開催日時において開催場所にログデータがあるものを、イベント参加と判定した。

イベント開催箇所の図

回遊状況の確認についても、中心市街地を下図のとおり設定して分析した。

中心市街地の区域

人流データを用いて、イベント参加者と、イベント参加者と近い属性を持つイベント非参加者を比較し、イベントによる効果を分析した。以下は分析のイメージである。

人流データを用いた分析イメージ

 

お問い合わせ先・関連リンク

兵庫県姫路市の市街地における回遊行動促進に関する調査研究の請負(報告書概要版)

https://www.soumu.go.jp/main_content/000948773.pdf
アンケート実施中
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