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日英統計用語集(2008年2月 (追加作成))   >  国民経済計算   >  可処分所得 : DISPOSABLE INCOME
NO 0119
統計用語 可処分所得 : DISPOSABLE INCOME
統計用語(英) DISPOSABLE INCOME
統計学上のテーマ 国民経済計算
定義 可処分所得は、所得の第2次分配勘定のバランス項目である。それは、制度単位または部門の第1次所得バランスから以下によって求められる。
(a)加算:その単位または部門が受け取る現物社会移転を除くすべての経常移転
(b)控除:その単位または部門が支払う現物社会移転を除くすべての経常移転
補足説明 可処分所得はキャンベラ・グループによって、収入の合計から当座トランスファーを差し引いた残りとして定義される。そのようなトランスファーは次のものを含む。雇用主の社会保険負担分、従業員の社会保険負担分、収入に対する税金、資産に対する通常の税金、通常の世帯内の現金トランスファー、またチャリティーへの通常の現金トランスファー。

収入の計量は通常、収入全体に関連してinstitutionが行う手配の影響からもっと自由になるので、収入の配分にとっては好ましい計量である。

さらに、可処分所得は、個人および家庭の消費に利用可能な受領額により接近した近似である。
(家計収入統計に関するエキスパートグループの最終報告および推薦、キャンベラ・グループ、2001年、22および24頁)
典拠 国民経済計算体系(SNA) 8.11