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日英統計用語集(2008年2月 (追加作成))   >  国民経済計算   >  国内総生産(GDP)-実質値ベース、または、不変価格表示 : GROSS DOMESTIC PRODUCT (GDP) - CONSTANT PRICES
NO 0233
統計用語 国内総生産(GDP)-実質値ベース、または、不変価格表示 : GROSS DOMESTIC PRODUCT (GDP) - CONSTANT PRICES
統計用語(英) GROSS DOMESTIC PRODUCT (GDP) - CONSTANT PRICES
統計学上のテーマ 国民経済計算
定義 基準価格による国内総生産(GDP)は、GDPの量的水準にかかわる係数である。実質値によるGDPの推定値は、基準期間の価値で表示される。

理論的には、まず価格と数量の構成要素を確認し、基準期間の価格を当該年の価格に置き換える。この際に、実際には次の二つの方法が用いられる。

第一は「数量の再評価」というもので、上記の理論に準じた方法(すなわち、当該年の数量に基準年の価格を乗じる)である。

第二は一般的に「価格のデフレーション」と言われている方法で、物価指数を観察に基づく価値に分解して、数量の推定値を得る。ここで使用する物価指数は、それぞれの価値を構成する主要な項目の価格から作り上げる。
典拠 OECD国民経済計算に関する技術的注記、OECD