詳細情報
NO | 0255 |
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統計用語 | ヘドニック価格理論 : HEDONIC METHOD |
統計用語(英) | HEDONIC METHOD |
統計学上のテーマ |
国民経済計算 |
定義 |
ヘドニック価格理論は、特定期間に市場における入手が不可能であるが、当該期間における価格が価格指数設定に必要な、特性や型式を推定するために用いられる回帰手法である。 これは、同時期に販売されている異なる型式の価格は、寸法、重量、出力、速度など、一定の測定可能な特徴の関数であるとする仮説に基づいているため、回帰手法は、それらの特徴の各-との関連において価格がどの程度変化するかの推定への利用が可能である。 |
補足説明 |
同じ一般的商品の異なる特性または型式について観察された価格が、当該財または用役が持つ特徴の関数として表される回帰手法である。 この手法は、製品は特徴の塊として扱うことができ、価格は特徴に付随したものであり得るという仮説に基づいている。 それらの特徴は、ダミー変数によって表される非数値的属性であり得る。 回帰係数は、それら特徴の価格全体への寄与度の推定値として扱われる。これら推定値は、既に販売中であるいずれの製品とも異なる特徴の組合せを持つ、新しい特性または型式の価格を予測するために用いることもできよう。ヘドニック価格理論は、特性変化が価格に及ぼす影響の推定に用いられる。(生産者物価指数マニュアル用語辞典、草案、生産者物価指数専門家グループ、2002年11月。次のホームページで利用可能:http://www.imf.org/external/np/sta/tegppi/gloss.pdf) |
典拠 |
国民経済計算体系(SNA) 16.126 |