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日英統計用語集(2008年2月 (追加作成))   >  国民経済計算   >  非公式部門-ILO : INFORMAL SECTOR - ILO
NO 0292
統計用語 非公式部門-ILO : INFORMAL SECTOR - ILO
統計用語(英) INFORMAL SECTOR - ILO
統計学上のテーマ 国民経済計算
定義 非公式部門は、関係者のために雇用と所得を生み出すことを基本 的な目的としてモノとサービスの生産に従事する組織単位で構成されるとい う、幅広い特徴付けが行われる。

これらの単位は、生産の要素としての労働と資本の区分がほとんど、あるいは全く持たずに、小規模で、組織の低レベルのところで運営されるのが典型 的である。労使関係は(存在するところでは)、正式な保証を取り決めた契約というよりも、ほとんどが略式の雇用関係、血縁、または個人的・社会的関係に基づいている。
補足説明 この幅広い定義は統計を目的に運用されており、また非公式セク ターは、次のような市場向け製造を行う家内制個人事業を包含すると定義さ れている。

ー 非公式で独立の企業(オプションとしてはすべて、または国の具体的な法制で登記されていないもの)

ー 雇用主が非公式の企業(オプションとしては、規定レベル以下の従業員数の企業、または登記されていない企業、従業員が登録されていない企業のすべて)
(非公式セクターの雇用統計に関するILO決議、第15回国際労働統計会議、 1993年1月、パラグラフ5,8,9)
典拠 非公式セクターの雇用統計に関する国際労働機関(ILO)決議、第15回国際統計家会議にて採択、1993年1月、第5節