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日英統計用語集(2008年2月 (追加作成))   >  分類   >  中央生産物分類(CPC) : CENTRAL PRODUCT CLASSIFICATION (CPC)
NO 0701
統計用語 中央生産物分類(CPC) : CENTRAL PRODUCT CLASSIFICATION (CPC)
統計用語(英) CENTRAL PRODUCT CLASSIFICATION (CPC)
統計学上のテーマ 分類
定義 中央生産物分類(CPC)は、物品の物質的な特徴や提供されたサービスの性質に基づく分類である。CPCで区別される物品やサービスの各タイプを、ISICで規定された、通常ただ1回の活動で生産されるものという方法で定義している。CPCは、経済活動の産出物である製品の取扱、輸送可能な物品、輸送不可能な物品およびサービスを含んでいる。

分類構造は次のようになっている。

-セクション 数字一桁コード
-ディビジョン 数字二桁コード
-グループ 数字三桁コード
-クラス 数字四桁コード
-サブクラス 数字五桁コード

現行バージョン(バージョン1.0)は、1997年に最後に改定され、2002年に最新化されることになっている。
補足説明 逆に、ISICでは、各活動を、通常CPCで定義された、ただ一つのタイプの製品を作成するという方法で定義している(そこでは各タイプの製品は、そのコードのもとに、いくつかの個別の製品を持っている)。実務的に可能な限り、物品あるいはサービスが、主として生産または提供されるCPCの各分野をISICのクラスと対照できるような、二つの分類法の間に一対一の対応を確立する試みがなされている。しかしながら、そのような一対一の対応は必ずしも可能ではない。したがって、実務的には産業の産出品は、如何に細かく定義したとしても、一つ以上の製品を含む傾向がある。

活動別生産物分類(CPA)は、欧州連合の水準の分類と同等である。(SNA 5.44)
典拠 中央生産物分類(CPC)、第1.0版、 国際連合、ニューヨーク、1998年、シリーズM、No.77、第1.0版