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日英統計用語集(2008年2月 (追加作成))   >  労働統計   >  機能上の労働市場 : FUNCTIONAL LABOUR MARKETS
NO 1290
統計用語 機能上の労働市場 : FUNCTIONAL LABOUR MARKETS
統計用語(英) FUNCTIONAL LABOUR MARKETS
統計学上のテーマ 労働統計
定義 労働市場の空間的な広がり、または、地域的な労働市場については、文書によって非常に異なった定義がなされている。

そのひとつは、労働市場を、労働市場として共通の特性を持つ同質な地域と定義している。こうした地域を確認するために最も多く使われるテクニックが、クラスター分析である。

もうひとつのアプローチでは、労働市場を、その市場を構成する組織体間の相互関係を包含する目標をたどることによってその境界線がはっきりとしてくる中心点を持つ地域であると定義する。このアプローチを適用した典型的な例が、労働者の通勤パタンに基づいて作成された機能的な労働市場の地図である。

最も適当な地域的な広がりの枠組みは、それとともに行われる分析の目的によって決まってくる。
典拠 OECD雇用予測、2000年6月、第2章、地域労働市場における不均衡、34頁
相互参照 労働統計