詳細情報
NO | 1314 |
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統計用語 | 労働コスト-ILO : LABOUR COST - ILO |
統計用語(英) | LABOUR COST - ILO |
統計学上のテーマ |
労働統計 |
定義 |
労働コストの統計の目的では、労働コストは労働力の雇用で雇用者が蒙るコストである。 労働コストの統計的概念は遂行した仕事に対する報酬、働かなかったが時間に対しての支払い、ボ-ナスと報償、食糧、飲み物とその他現物支給の費用、雇用者が負担する労働者の住居、雇用者の社会保障費、従業員の職業訓練費、福祉サービスと従業員の交通費、職服と募集のような雑費と労働コストとみなされる税金。 |
補足説明 |
労働コストの統計は労働を従業員の収入の観点からでは無く、雇用者のコストとしての概念に基づく。労働コストの概念は福祉サービス、募集、トレーニングの費用と職服等のその他の雑費と雇用に関する税金も含むので従業員の給与よりも広い概念である。(国際労働機関(ILO) 第11回国際労働統計家会議により採択された労働コストの統計に関する決議1966年10月、3項) 労働コストのレベルと構造とそれが時間と共に代わる方向は、賃金交渉あるいは雇用、賃金及びその他の社会政策の実行と評価に中心的な役割を果たす。労働インプットの単位当たり労働コストに関する情報(即ち、時間当たり単位)はある産業問題の分析と、又国際経済協力、国際貿易と競争力の分析に特に有益である。(労働市場における主要指標(KLM) 国際労働組織、ジュネーブ, 475ページ) |
典拠 |
労務費用の統計に関する国際労働機関(ILO)決議、第11回国際統計家会議にて採択、1966年10月、第3節 |
相互参照 |
労働統計 |