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日英統計用語集(2008年2月 (追加作成))   >  労働統計   >  労働生産性 : LABOUR PRODUCTIVITY
NO 1320
統計用語 労働生産性 : LABOUR PRODUCTIVITY
統計用語(英) LABOUR PRODUCTIVITY
統計学上のテーマ 労働統計
定義 労働生産性は労働インプット1単位当たりのアウトプットと定義される。
補足説明 一方、単位労働コストはアウトプット単位当たりの労働コストで表す。

ある国又はセクターの経済成長は雇用の増加又は従業員が更に効果的な仕事につく事に帰す事が出来る。後者は労働生産性に関する統計を通して表される。労働生産性の向上の背後にある推進力は機械と設備の蓄積、組織の物理的及び制度的インフラストラクチャーの改善、健康の増進と労働者の技能(人的資本)と新しい技術の生成がある。

労働生産性の評価は:

ー労働市場政策の効果の開発とモニターに役立つ。たとえば、高い労働生産性はしばしば人的資源の高いレベル又は特定のタイプと関係しており、特定の教育とトレーニング政策の優先を示す。

ーインフレ率に応じた賃金決定の効果を理解するのに利用され、又はそのような決定が労働者の実現する生産性改善を保証するのに使われる。

ー労働市場の成果が生活水準にどのように影響するかを理解するのに役立つ。
典拠 労働市場における主要指標(KILM)、2001-2002、国際労働機関、ジュネーブ、2002年、621頁
相互参照 労働統計