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日英統計用語集(2008年2月 (追加作成))   >  金融統計   >  消費者福祉 : CONSUMER WELFARE
NO 2927
統計用語 消費者福祉 : CONSUMER WELFARE
統計用語(英) CONSUMER WELFARE
統計学上のテーマ 金融統計
定義 消費者福祉とは、物品とサービスの消費から発生する個々の利益をいう。理論では、個々の福祉は、個人の満足、与えられた価格および収入の個人自身の評価によって定義される。したがって、正確な消費者福祉の算定には個人の好みに関する情報が必要である。
補足説明 実務としては、応用福祉経済は、消費者福祉を算定するために消費者余剰の概念を使う。全消費者を算定した場合、消費者の余剰は集合消費者福祉の算定である。反トラスト応用においては、目標は消費者余剰を最大化することだと主張する人もいれば、生産者利益も考慮すべきだと主張する人もいる。
典拠 産業組織経済学および競争法の用語辞典、R.S.KhemaniおよびD.M.Shapiro編纂、OECD金融・財政・企業理事会より委任、1993年
相互参照 金融統計