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日英統計用語集(2008年2月 (追加作成))   >  金融統計   >  自然独占 : NATURAL MONOPOLY
NO 3368
統計用語 自然独占 : NATURAL MONOPOLY
統計用語(英) NATURAL MONOPOLY
統計学上のテーマ 金融統計
定義 もし単一の会社がその市場に二社以上の会社のいかなる組み合わせよりも安く商品を供給できる特別の市場には自然の独占が存在する。

自然独占は生産性技術の資質から生じ、しばしば市場需要に関係するが、政府又はライバルの活動からではない(独占を参照)。

一般的に言って、自然独占は利用し得る経済のスケ-ルと供給を完全に開発する一社のみに余地があるような、激しく低下する長期継続平均と限界コストカーブにより特徴付けられる。
補足説明 本質的に自然独占は市、場需要に大きく関係する経済の規模と経済の余地の故に存在する。自然独占は電気、鉄道、天然ガスとコミュニケーションのような産業のある部分に存在すると思われる。何故なら生産性能率がたった一社の存在を必要とし、自然独占は典型的に政府規制に従う。規制は価格、品質と/又は参入条件を含む。
典拠 産業組織経済学および競争法の用語辞典、R.S.KhemaniおよびD.M.Shapiro編纂、OECD金融・財政・企業理事会より委任、1993年
相互参照 金融統計