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日英統計用語集(2008年2月 (追加作成))   >  方法論的情報(メタデータ)   >  内生変数 : ENDOGENOUS VARIABLES
NO 3986
統計用語 内生変数 : ENDOGENOUS VARIABLES
統計用語(英) ENDOGENOUS VARIABLES
統計学上のテーマ 方法論的情報(メタデータ)
定義 内生変数とは、経済学・計量経済学のモデルにおいて、そのモデルが説明あるいは予測する変数のことである。
補足説明 多変量システムの統計的表現および解析には、一般的に、内生変数と外生変数が関わる。内生変数とは、例えば、経済システムにおける物価および需要など、システムの内在要素を形成する変数である。

外生変数とは、降雨あるいは伝染病のような外部からシステムに影響を与える変数である。ある変量があるモデルにおいて外生的で、もう一つのモデルにおいて内生的ということがありうる。例えば降雨は自動車産業の経済学的モデルにとっては外生的と見なされるかもしれないが、気候状態を描写する気象学モデルにとっては内生的とみなされる。(国際統計協会のために作成された統計用語辞書 第5版、F.H.C. Marriott著、ロングマン科学技術社により国際統計協会向けに発行)
典拠 OECD経済予測: 資料と方法
相互参照 方法論的情報(メタデータ)