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日英統計用語集(2008年2月 (追加作成))   >  品質、統計   >  無回答エラー : NON-RESPONSE ERRORS
NO 4986
統計用語 無回答エラー : NON-RESPONSE ERRORS
統計用語(英) NON-RESPONSE ERRORS
統計学上のテーマ 品質、統計
定義 無回答エラーは調査で一つ又は全ての質問に対する回答を得られなかった時に起こる。

無回答は効果的サンプルのサイズの減少と/又は帰属の使用により差異を増すと共に、又無回答者と回答者の関心の性質に違いがあれば偏向を起こす。
補足説明 無回答は選択したサンプルの中の全ての単体に関する完全な情報を集める事が出来ない事から起こる。これらは「人の無回答」と「一部項目について回答が得られなかったケース」として知られる。

無回答エラーは二つの方法で調査結果に影響する。

第一にサンプルサイズの減少又は特定の質問に対する回答で集める情報の量の減少はより大きな標準エラーとなる。

第二にそして多分もっと重要な事は、選択したサンプル内で無回答者と回答者が異なった範囲まで偏向がおこる。

無回答エラーは次の一つ又は全てを集める事で測定できる:回答者率、加重回答者率、回答項目率、項目カバー率、拒否率、無回答の理由の分布、接触全体のデータの比較、無回答者のための管理データへのリンク、無回答偏向の推定(統計政策作業文書15:機関の調査の品質、管理および予算局、ワシントンD.C.1988年7月、68頁)
典拠 カナダ統計局、統計の品質に関するガイドライン、第3版、1998年10月
相互参照 品質、統計