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日英統計用語集(2008年2月 (追加作成))
> データ・エディティング
> エディティングの評価 : EVALUATION OF EDITING
NO |
5378 |
統計用語 |
エディティングの評価 : EVALUATION OF EDITING |
統計用語(英) |
EVALUATION OF EDITING |
統計学上のテーマ |
データ・エディティング |
定義 |
エディット・システムの評価に利用できる方法は幾つかある。一つは、質問ごとに(エディットしていない)生データ・ファイルをエディット済のファイルと比較する方法である。変更をその幅の絶対値の降順に並び替え,エディットによる変更全体又は項目の推定合計に対する変更の累積的影響をグラフや表で示すことができる。この手法は、調査票の問題点や回答エラーを特定するために使用できる。データ取得の前に調査票様式(form)を検討する場合、あるいは一般的なエディティングによる変更と調査票の関係に注意する場合には、様式のサンプルを選んで個々のデータ項目に対するエディティングの手順の影響を分析することにより評価を行なうことができる。新しいエディティングの方法を評価するために広く採用されている手法は、調査によって得られた生データ・ファイルを使用して新たなプロセスをシミュレートするやり方である。新たな方法に従ってフラグ付けされた値を別のエディティング・プロセスでエディットされた値と置き換えることにより、この新たなエディット済ファイルから得られた推定値を集計ファイルの推定値と比較することが可能となる。 |
典拠 |
国連統計部及び欧州経済委員会ヨーロッパ統計家会議方法論資料『統計データ・エディティングに関する用語集、2000年』(翻訳:独立行政法人統計センター研究センター、2005年1月) |