管理番号:40045020190008

府省:厚生労働省

提供状況

2020-02-13 匿名データの提供を受けた者の氏名又は名称 今田 葉子
尾島 俊之
中村 美詠子
匿名データの提供を受けた者(個人に限る。)の職業、所属その他の当該者に関する事項 岐阜大学医学部看護学科 准教授/浜松医科大学 博士課程
浜松医科大学健康社会医学講座 教授
浜松医科大学健康社会医学講座 准教授
提供した匿名データに係る統計調査の名称 国民生活基礎調査
匿名データの利用目的 国民生活基礎調査の匿名データを用いて「更年期女性の健康と社会経済的要因との関連」について研究を実施
備考 旧管理番号:41619008

統計若しくは統計的研究の成果又はその概要等

匿名データの提供を受けた者の氏名又は名称 今田 葉子
尾島 俊之
中村 美詠子
提供した匿名データに係る統計調査の名称 国民生活基礎調査
統計又は統計的研究の成果等のタイトル等 学術研究「更年期女性の健康と社会経済的要因との関連」
作成した統計若しくは行った統計的研究の成果又はその概要 【方法】平成25年国民生活基礎調査の匿名データBを用いた。匿名データは,厚生労働大臣に申請,許可を得て使用した。40~59歳女性のデータ(n=2,202)を分析対象として使用した。A傷病名「更年期障害等(通院中)」,B自覚症状名「月経不順・月経痛」,C更年期関連の自覚症状(「物忘れ」「動悸」「息切れ」「腰痛」「頻尿」「尿失禁」)と社会経済要因(総所得,貯蓄の有無,生活意識[苦しい・普通~ゆとりがある],居住[一戸建て・共同住宅],悩み・ストレスの有無)との関連については,χ2検定を用いて検討した。また対象者の総所得は,三分位を基準に多い,中間,少ない群に分類した。さらに回答で「不詳」のものは当該の分析から除外し,有効パーセントを示した。その後、「更年期障害等(通院中)」を目的変数、社会的要因を説明変数とした二項ロジスティック回帰分析により、単変量モデル(年齢調整)、多変量モデル(年齢の他、世帯人員数、生活意識、等価可処分所得、学校の種類、借入金、悩みを投入したモデル)として、「更年期障害等(通院中)」と各要因との関連を検討した。同様に、「月経不順・月経痛有」「自律神経・血管運動神経系自覚症状有」「精神的・情緒不安定系自覚症状有」「その他の症状有」のそれぞれを目的変数、社会的要因を説明変数とした二項ロジスティック回帰分析を行った。
分析にはIBM SPSS Statistics 26を用い,統計学的有意はp‹0.05とした。
続きについては、成果等欄の別紙1参照のこと。
上記統計の作成又は統計的研究を行うに当たって利用した調査票情報に係る統計調査の名称、年次、当該調査票情報の地域の範囲その他の当該調査票情報を特定するために必要な事項 国民生活基礎調査 平成25年
上記統計の作成の方法又は統計的研究の方法を確認するために特に必要と認める事項 クロス集計、χ2検定、二項ロジスティック回帰分析
学術雑誌等の名称及び掲載年月日 第66回 東海公衆衛生学会学術大会 2020年7月11日口頭発表
http://plaza.umin.ac.jp/~tpha/cgi-bin/wiki3/wiki.cgi?action=PDF&page=66Abstract
2020-07-11

成果等

東海公衆衛生雑誌第9巻第1号(2021年)
東海公衆衛生雑誌第11巻第2号(2024年)

別紙1 今田氏_別紙1.pdf(406.6 KB)