管理番号:10020020190027
府省:総務省
提供状況
2019-11-13 | 調査票情報の提供を受けた者の氏名又は名称 |
北村 行伸 |
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調査票情報の提供を受けた者(個人に限る。)の職業、所属その他の当該者に関する事項 |
立正大学教授 |
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提供した調査票情報に係る統計調査の名称 |
家計調査 |
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調査票情報の利用目的 | 文部科学省科学研究費助成事業「家計簿からみた生活水準の推移と社会経済の変容」の一環として、常勤雇用者の家計と契約雇用、アルバイトなどであって、潜在的に所得が不安定であっても、所得が確保できている家計とで、消費行動に違いがあるのか、識別可能かを検証等するため。 | |
備考 | 旧管理番号:11119027 |
統計若しくは統計的研究の成果又はその概要等
調査票情報の提供を受けた者の氏名又は名称 |
北村 行伸 |
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提供した調査票情報に係る統計調査の名称 |
家計調査 |
統計又は統計的研究の成果等のタイトル等 | 家計簿からみた生活水準の推移と社会経済の変容 |
提出された統計若しくは統計的研究の成果又はその概要 | 生活水準の概念を検討し、『家計調査』の個票データを用いて、その概念に基づいた生活水準を計測し、個票データを集計することで、我が国の生活水準の推移を1981-2018年にわたって検証した。その結果、生活水準は所得や消費額ほどは落ち込んではいないが、過去38年間にわたって、緩やかに低下してきていることがわかった。その背景には経済構造の変化やそれを支える人口構造の変動などがあることがわかった。 |
上記統計の作成又は統計的研究を行うに当たって利用した調査票情報に係る統計調査の名称、年次、当該調査票情報の地域の範囲その他の当該調査票情報を特定するために必要な事項 | (調査名) 家計調査 (年次) 1981年~2018年 (地域) 全国 (統計的研究に利用した調査票情報) 世帯票、家計簿、年間収入調査票(世帯の合計金額のみ)、貯蓄等調査票 |
上記統計の作成の方法又は統計的研究の方法を確認するために特に必要と認める事項 | 家計の生活水準を計測するために、独自の生活水準指標と分配修正生活水準指標を提示し、それに基づいて生活水準を計測した。基本的には、実質消費支出を家計人数で調整したものを家計の生活水準の構造的な側面として捉え、他方、10大消費支出項目の支出バランス(ハーフィンダール:ハーシュマン指数で計測)や消費支出の家計間での不平等(ジニ係数で計測)したもので、これは毎月計算する動態統計的な側面と組み合わせたものであり、日本の家計の生活水準の推移をある程度安定的に捉えられる指標であることが示されている。 |
学術雑誌等の名称及び掲載年月日 |
成果等
生活水準の計測とその背後にある構造変化.pdf(1.3 MB) |