管理番号:10020020210026
府省:総務省
提供状況
2022-02-04 | 調査票情報の提供を受けた者の氏名又は名称 |
松浦 寿幸 |
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調査票情報の提供を受けた者(個人に限る。)の職業、所属その他の当該者に関する事項 |
慶應義塾大学産業研究所准教授 |
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提供した調査票情報に係る統計調査の名称 |
科学技術研究調査 |
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調査票情報の利用目的 | 令和3年度科学研究費助成事業の採択研究課題「グローバル化に伴う経済活動の産業内・産業間・空間的調整」の分析として、地域内の企業の研究所、公的機関・大学等の研究機関の集積が、同一地域内に立地する製造業企業の新製品開発や製品品質改善にどの程度の影響を持つかを計測することで、グローバル化競争下において、企業ならびに公的機関・大学の研究開発活動が製造業企業のイノベーション行動に及ぼす影響についての実証分析を行うため | |
備考 |
統計若しくは統計的研究の成果又はその概要等
調査票情報の提供を受けた者の氏名又は名称 |
松浦 寿幸 |
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提供した調査票情報に係る統計調査の名称 |
科学技術研究調査 |
統計又は統計的研究の成果等のタイトル等 | 企業ならびに公的機関・大学の研究開発活動が製造業企業のイノベーション行動に及ぼす影響 |
提出された統計若しくは統計的研究の成果又はその概要 | 本稿は、企業の研究活動が企業パフォーマンスに及ぼす影響を分析するためのデータベースの構築方法について議論し、その分析例として自社の研究開発活動、および企業の立地する地域の研究開発集積が、製品ポートフォリオに及ぼす影響について分析するものである。具体的には、工業統計と科学技術調査の調査票情報を企業レベルでリンクする作業を行い、データベースを構築した。こうした取り組みにはいくつか先行研究があるが、本研究では地理情報システムを活用した移動経度情報などを活用して企業・事業所の特定を試みている。分析例では、自社、および地域内の立地する他企業、および公的研究機関・大学等の研究開発ストックが、製造業企業の製品追加・削除、および製品数に及ぼす影響について検討を行った。分析結果からは公的機関・大学等の研究開発ストックからのスピルオーバー効果により近隣に立地する企業の生産品目が増加する効果が観察された。 |
上記統計の作成又は統計的研究を行うに当たって利用した調査票情報に係る統計調査の名称、年次、当該調査票情報の地域の範囲その他の当該調査票情報を特定するために必要な事項 | 科学技術研究調査 年次 平成11年(1999年)~平成27年(2015年) 地域 全国 属性的範囲 特になし 統計的研究に利用した主な調査票情報 科学技術コード、製品分野別・特定目的別研究費、社外へ支出した研究費、従業者総数、研究本務者専門別内訳、資本金 |
上記統計の作成の方法又は統計的研究の方法を確認するために特に必要と認める事項 | 工業統計と科学技術調査の調査票情報を企業レベルでリンクする作業を行い、データベースを構築した。さらに、自社、および地域内の立地する他企業、および公的研究機関・大学等の研究開発ストックを推計し、工業統計の調査項目から計算した製造業企業の追加製品数・削除製品数、および製品総数に及ぼす影響を固定効果モデルにより推定した。 |
学術雑誌等の名称及び掲載年月日 |
成果等
研究開発拠点の集積が企業の製品ポートフォリオに及ぼす影響について.pdf(495.6 KB) |