管理番号:10045020190015

府省:厚生労働省

提供状況

2019-11-11 調査票情報の提供を受けた者の氏名又は名称 市村 英彦
川口 大司
植田 健一
近藤 絢子
川田 惠介
原 ひろみ
横山 泉
深井 大洋
鳥谷部 貴大
川瀬 仁志
調査票情報の提供を受けた者(個人に限る。)の職業、所属その他の当該者に関する事項 東京大学大学院経済学研究科教授
東京大学大学院経済学研究科教授
東京大学大学院経済学研究科准教授
東京大学社会科学研究所准教授
東京大学社会科学研究所准教授
日本女子大学家政学部家政経済学科准教授
一橋大学大学院経済学研究科准教授
東京大学大学院経済学研究科特任研究員
東京大学大学院経済学研究科研究補助員
東京大学政策評価研究教育センター招聘研究員
提供した調査票情報に係る統計調査の名称 賃金構造基本統計調査
雇用動向調査
調査票情報の利用目的 平成27〜31年度科学研究費助成事業「多様な個人を前提とする政策評価型国民移転勘定の創生による少子高齢化対策の評価」及び令和元年〜3年度科学研究費助成事業「不確実性や政策介入に対する企業の労働調整に関する実証分析」の一環として外的な環境変化に対する企業の労働や資本の投入調整に関する分析を行う。
備考 旧管理番号:11619015

統計若しくは統計的研究の成果又はその概要等

調査票情報の提供を受けた者の氏名又は名称 市村 英彦
川口 大司
植田 健一
近藤 絢子
川田 惠介
原 ひろみ
横山 泉
深井 大洋
鳥谷部 貴大
川瀬 仁志
提供した調査票情報に係る統計調査の名称 賃金構造基本統計調査
雇用動向調査
統計又は統計的研究の成果等のタイトル等
提出された統計若しくは統計的研究の成果又はその概要 本研究では近年の労働市場の動向について、賃金並びに雇用の側面から分析を行った。賃金構造基本統計調査を用いた賃金に関して分析を行った結果、近年の賃金伸び悩みの一因が労働者構成の変化に一定程度帰着できることが明らかになった。特に賃金が低い女性の就業率が上昇し、その構成比が上がることによって、平均賃金が抑圧される傾向があることがわかった。雇用動向調査に基づく分析も行ったが、精確な推定値を得ることが難しいことが明らかになったこともあり、公表された論文の中で取り上げることは見送った。
上記統計の作成又は統計的研究を行うに当たって利用した調査票情報に係る統計調査の名称、年次、当該調査票情報の地域の範囲その他の当該調査票情報を特定するために必要な事項 <調査名>
 ➀賃金構造基本統計調査 ②雇用動向調査
<年次>
 ➀平成元年~平成30年 ②平成3年~平成29年
<地域の範囲>
 ➀全国 ②全国
<統計的研究に利用した調査票情報>
 賃金構造基本統計調査の個人票における賃金並びに労働時間に関する調査票情報を利用
上記統計の作成の方法又は統計的研究の方法を確認するために特に必要と認める事項 近年の賃金動向について分析を行った。平均賃金の変化を労働者属性ごとの平均賃金と労働者構成の変化に分解して分析を行い、労働者構成の変化が賃金動向の説明要因として重要であることを明らかにした。
学術雑誌等の名称及び掲載年月日 Daiji Kawaguchi, Keisuke Kawata and Takahiro Toriyabe (2021) "An Assessment of Abenomics from the Labor Market Perspective," Asian Economic Policy Review, Vol. 16, No. 2, pp. 247-278.