管理番号:10045020200047
府省:厚生労働省
提供状況
2021-03-03 | 調査票情報の提供を受けた者の氏名又は名称 |
松下 由実 |
---|---|---|
調査票情報の提供を受けた者(個人に限る。)の職業、所属その他の当該者に関する事項 |
国立研究開発法人 国立国際医療研究センター 臨床研究センター臨床研究推進部 教育研修室長 |
|
提供した調査票情報に係る統計調査の名称 |
国民生活基礎調査 |
|
調査票情報の利用目的 | 厚生労働行政推進調査事業費(厚生労働科学特別研究事業)「国内COVID-19入院患者レジストリデータを用いたCOVID-19の罹患・予後と栄養状態・生活習慣の関連の縦断的解明」の一環として、国民生活基礎調査データを利用し、生活習慣がCOVID-19に及ぼす影響を明らかにする。 | |
備考 |
統計若しくは統計的研究の成果又はその概要等
調査票情報の提供を受けた者の氏名又は名称 |
松下 由実 |
---|---|
提供した調査票情報に係る統計調査の名称 |
国民生活基礎調査 |
統計又は統計的研究の成果等のタイトル等 | 厚生労働行政推進調査事業費(厚生労働科学特別研究事業)「国内COVID-19入院患者レジストリデータを用いたCOVID-19の罹患・予後と栄養状態・生活習慣の関連の縦断的解明」 |
提出された統計若しくは統計的研究の成果又はその概要 |
国内におけるCOVID-19の入院患者を対象に、①入院患者レジストリに登録された個々の患者の属性、栄養状態とCOVID-19の重症度等予後の関連について縦断的に解析するとともに、②研究代表者の所属施設の入院患者にあっては、①の各指標に加えて、栄養状態や生活習慣、入院中の栄養管理も調査し、栄養状態等とCOVID-19の重症度等予後の関連について縦断的に解析する本研究を行った。 野菜摂取量が多い人、日常での身体活動が多い人、定期的に運動する習慣がある人はCOVID-19罹患リスクが低いことが明らかになった。また、人間ドック、健康診断などを受診している人もCOVID-19罹患リスクが低かった。飲酒量は、1日に2合未満であると、COVID-19罹患リスクが低くなっていた。 過去喫煙者は、COVID-19の罹患リスク、重症化リスクが高いことが明らかになった。過去喫煙者は、何らかの疾患に罹患したことで禁煙した可能性が考えられるため、併存疾患により重症化リスクは高いのではないかと思われる。現在喫煙者も他の疾患に罹患することで将来COVID-19に罹患した場合には重症化リスクが高まる可能性もあると考えられた。 |
上記統計の作成又は統計的研究を行うに当たって利用した調査票情報に係る統計調査の名称、年次、当該調査票情報の地域の範囲その他の当該調査票情報を特定するために必要な事項 | (調査名) 国民生活基礎調査 (年次) 令和元年 (地域) 全国 (統計的研究に利用した調査票情報)健康票 |
上記統計の作成の方法又は統計的研究の方法を確認するために特に必要と認める事項 | 性・年齢・地域をマッチさせた国民生活基礎調査の既存データと、症例(COVID-19での入院患者)の日常生活の有無、普段の活動ができる回数、健康意識を比較し、オッズ比等を算出する。 |
学術雑誌等の名称及び掲載年月日 |
厚生労働行政推進調査事業費補助金(厚生労働科学特別研究事業)総括研究報告書 |