管理番号:30045020220002
府省:厚生労働省
提供状況
2022-11-30 | 統計の作成等の委託をした者の氏名又は名称 |
宮本 友子 |
---|---|---|
統計の作成等の委託をした者(個人に限る。)の職業、所属その他の当該者に関する事項 |
早稲田大学人間総合研究センター 招聘研究員 |
|
統計の作成等に利用する調査票情報に係る統計調査の名称 |
人口動態調査 |
|
委託による統計の作成等の目的 | 人口動態調査のオーダーメード集計の結果を用いて「若年女性における痩せの地域格差:社会的決定要因と次世代の健康格差への影響」を実施 | |
備考 |
統計若しくは統計的研究の成果又はその概要等
統計の作成等の委託をした者の氏名又は名称 |
宮本 友子 |
---|---|
統計の作成等に利用する調査票情報に係る統計調査の名称 |
人口動態調査 |
統計又は統計的研究の成果等のタイトル等 | 若年女性における痩せの地域格差:社会的決定要因と次世代の健康格差への影響 |
作成した統計若しくは行った統計的研究の成果又はその概要 | 若年世代のやせと肥満の地域格差の実態を把握するとともに、妊娠前の親に若年世代の体格が次世代の健康へ及ぼす影響を探るため、生態学的研究を行った。2003~2007年国民健康・栄養調査から18~39歳のやせ・肥満の割合と、2008年人口動態調査の出生に関する統計から早産・低出生体重児の割合を、性別および12の地域ブロック別に集計し、統合して解析を行った。その結果、若年世代のやせと肥満には男女で異なる地域格差が存在することが示された。次世代の健康との関連では、男性では肥満の割合が高い地域で早産および低出生体重児の割合が高く、女性では肥満およびやせの割合が高い地域で早産の割合が高いことが示された。適正体重を維持している若年男女の増加は、世代を超えた健康への影響を期待できる可能性があり、各地域のやせ・肥満の実態と性差を踏まえた対応が必要であることが示唆された。 |
上記統計の作成又は統計的研究を行うに当たって利用した調査票情報に係る統計調査の名称、年次、当該調査票情報の地域の範囲その他の当該調査票情報を特定するために必要な事項 | (調査名) 人口動態調査 (年次) 平成20年 (地域) 全国、都道府県 (統計の作成に利用した調査票情報) 出生数、妊娠週数、男女別、単胎・多胎、子の住所別 |
上記統計の作成の方法又は統計的研究の方法を確認するために特に必要と認める事項 | 表 出生数,妊娠期間(早期-正期-過期)・性・単産-複産・都道府県別 |
学術雑誌等の名称及び掲載年月日 |
・厚生の指標(第71巻第9号)「若年男女のやせ・肥満と次世代の健康への影響:地域レベルでみた日本の人口統計学的分析」 https://www.hws-kyokai.or.jp/paper/120-2016-02-15-03-07-32/2911-202409-4.html 2024-09-20 |