管理番号:40020020200010

府省:総務省

提供状況

2020-07-16 匿名データの提供を受けた者の氏名又は名称 千葉 安佐子
匿名データの提供を受けた者(個人に限る。)の職業、所属その他の当該者に関する事項 東京財団政策研究所 ポストドクトラルフェロー
提供した匿名データに係る統計調査の名称 国勢調査
匿名データの利用目的 国勢調査の匿名データを用いて「日本における感染症拡大と対応策の効果に関するマイクロ・シミュレーション」を実施し、個人を単位としたエージェント・ベース・モデルに国内のマイクロデータを適用することで、日本での感染症拡大のスピードや個人の属性による影響の違いを現実に近い形で再現し、今後の感染拡大の予測と対策の有効性を検証する。
備考

統計若しくは統計的研究の成果又はその概要等

匿名データの提供を受けた者の氏名又は名称 千葉 安佐子
提供した匿名データに係る統計調査の名称 国勢調査
統計又は統計的研究の成果等のタイトル等 日本における感染症拡大と対応策の効果に関するマイクロ・シミュレーション
作成した統計若しくは行った統計的研究の成果又はその概要 提供を受けた国勢調査の匿名データを元に、日本国内を対象とした新型コロナウイルス対策の効果を分析するため、個人を単位としたエージェント・ベース・モデルに国内のマイクロデータを適用することで分析を行った。ワクチン接種、国内旅行制限、営業時間短縮要請、などの各種対策の効果について、継続的に分析を行った。得られた結果は、政府・分科会等に提出し、適切な政策立案に貢献した。これらの成果のうち、2021年以降の分については、内閣官房委託事業、COVID-19 AI-Simulation Projectのホームページにて公表されている。一部については、学術論文として公刊されている。
データ利用期間は終了したが、今後も継続して分析を行う予定であるため、新規に申請をし直す予定である。
上記統計の作成又は統計的研究を行うに当たって利用した調査票情報に係る統計調査の名称、年次、当該調査票情報の地域の範囲その他の当該調査票情報を特定するために必要な事項 国勢調査  平成27年
上記統計の作成の方法又は統計的研究の方法を確認するために特に必要と認める事項 提供を受けた国勢調査の匿名データを元に、日本国内を対象とした新型コロナウイルス対策の効果を分析するため、個人を単位としたエージェント・ベース・モデルに国内のマイクロデータを適用することで分析を行った。
学術雑誌等の名称及び掲載年月日 論文①:Chiba, Asako. 2021. "Modeling the effects of contact-tracing apps on the spread of the coronavirus disease: Mechanisms, conditions, and efficiency" PLoS ONE 16(9): e0256151.【掲載年月日:September 1, 2021】、論文②:Chiba, Asako. 2021. "The effectiveness of mobility control, shortening of restaurants' opening hours, and working from home on control of COVID-19 spread in Japan" Health & Place 70: 102622.【掲載年月日:July 12, 2021】

成果等

論文①
論文②