ミクロデータ活用事例について

有識者や研究者がミクロデータを活用した事例について紹介しております。

※肩書き等は令和7年1月時点の情報となります。

  • 事例1 文化活動全体の市場規模の把握を実現

    勝浦氏 顔写真

    名城大学 教授

    勝浦 正樹 氏

    【活用した公的統計】
    社会生活基本調査

    【研究概要・成果】
    令和4年度から令和5年度にかけて文化統計の体系化に関する研究を実施し、文化活動の参加状況を多面的に分析し、文化の市場規模の推計や文化政策の評価に役立つ指標を構築しました。

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  • 事例2 都道府県別の家庭部門からの温室効果ガスの排出量の推計

    重氏 顔写真

    八戸工業高等専門学校 准教授

    重 浩一郎

    【活用した公的統計】
    家庭部門のCO2排出実態統計調査、住宅・土地統計調査

    【研究概要・成果】
    世帯数、世帯規模、建て方、高齢者の有無などの地域事情を考慮して、都道府県別の家庭部門からの温室効果ガス排出量を推計しました。公的統計ミクロデータを活用することで、より実態に基づいた排出量の推計が可能となりました。

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  • 事例3 地理空間情報とミクロデータを組み合わせた地域分析

    柴辻氏 顔写真

    慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程 日本学術振興会特別研究員(DC1)(令和5年3月時点)

    柴辻 優樹 氏

    【活用した公的統計】
    国勢調査

    【研究概要・成果】
    東日本大震災後の母子世帯の移動傾向を個票データで分析し、経済的困難が移動に与える影響を明らかにしました。被災地の母子世帯は、被災地でない母子世帯と比較して、移動が少ないことが確認されました。

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  • 事例4 外国人労働者の受入れによる賃金への影響の分析

    神野氏 顔写真

    南山大学 教授

    神野 真敏

    【活用した公的統計】
    賃金構造基本統計調査

    【研究概要・成果】
    オンサイト施設でミクロデータを活用することで、公的統計の公表されている集計表では分析できない視点から、外国人労働者の受入れによる賃金への影響を分析しました。

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  • 事例5 学習行動と都市規模との関係に関する実証研究

    山岸氏 顔写真

    一橋大学経済研究所 准教授

    山岸 敦 氏

    【活用した公的統計】
    社会生活基本調査

    【研究概要・成果】
    学習に関するデータを市町村別に集計し、学習頻度、学習目的、学習科目などの多様な観点から都市と学習の関係を実証分析することで、都市経済学や空間経済学の発展に貢献する重要な知見が得られました。

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