管理番号:40020020200014
府省:総務省
提供状況
2020-09-29 | 匿名データの提供を受けた者の氏名又は名称 |
豊永 耕平 |
---|---|---|
匿名データの提供を受けた者(個人に限る。)の職業、所属その他の当該者に関する事項 |
立教大学社会学部 助教 |
|
提供した匿名データに係る統計調査の名称 |
就業構造基本調査 |
|
匿名データの利用目的 | 就業構造基本調査の匿名データを用いて「学歴間賃金格差の時代変化に関する研究」を実施し、賃金構造基本調査のデータに追加検証を行い、4時点(平成4年,9年,14年,19年)で学歴間格差の時代変化を吟味することで、学歴間賃金格差が本当に拡大傾向にあるのかを明らかにする。 | |
備考 |
統計若しくは統計的研究の成果又はその概要等
匿名データの提供を受けた者の氏名又は名称 |
豊永 耕平 |
---|---|
提供した匿名データに係る統計調査の名称 |
就業構造基本調査 |
統計又は統計的研究の成果等のタイトル等 | 高卒と大卒の学歴間賃金格差は拡大したのか? |
作成した統計若しくは行った統計的研究の成果又はその概要 | 就業構造基本統計調査を用いて学歴間賃金格差の大きさがどのように時代変化したのかを検証した。平成4年、9年、14年、19年の各時点においてOLS回帰分析から推定される学歴の回帰係数の大きさを吟味した結果から、年間収入からみた学歴間格差は拡大傾向にあるが、時給賃金からみた学歴間格差は変化が生じていないことを明らかにした。その背後には非正規雇用の拡大などの労働時間の学歴間格差があることを議論した。これらの成果は第73回教育社会学会大会にて報告し、論文として『季刊個人金融』にも掲載されている。 |
上記統計の作成又は統計的研究を行うに当たって利用した調査票情報に係る統計調査の名称、年次、当該調査票情報の地域の範囲その他の当該調査票情報を特定するために必要な事項 | 就業構造基本調査 平成4年,9年,14年,19年 |
上記統計の作成の方法又は統計的研究の方法を確認するために特に必要と認める事項 | 学歴間賃金格差の変化を分析するために、年間収入・時給賃金に対するOLS回帰分析を行った。集計乗率による重み付けを行った。 |
学術雑誌等の名称及び掲載年月日 |
季刊個人金融 (2021年冬号) 78-87 2021年2月 |