管理番号:40020020200022
府省:総務省
提供状況
2021-03-29 | 匿名データの提供を受けた者の氏名又は名称 |
桑原 美香 唐渡 広志 |
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匿名データの提供を受けた者(個人に限る。)の職業、所属その他の当該者に関する事項 |
福井県立大学経済学部・教授 富山大学経済学部・教授 |
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提供した匿名データに係る統計調査の名称 |
住宅・土地統計調査 |
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匿名データの利用目的 | 住宅・土地統計調査の匿名データを用いて「潜在的所有者不明土地問題の体系化」を実施し、小規模自治体における潜在的所有者不明土地を計量経済学の手法等を用いて視覚的・数量的に把握するとともに、超長期的課題とその対策についても検討する。 | |
備考 | 2022/3/18【所属等変更】 変更前:桑原美香(准教授) 変更後:桑原美香(教授) 2022/3/18 利用者追加(唐渡広志) |
統計若しくは統計的研究の成果又はその概要等
匿名データの提供を受けた者の氏名又は名称 |
桑原 美香 唐渡 広志 |
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提供した匿名データに係る統計調査の名称 |
住宅・土地統計調査 |
統計又は統計的研究の成果等のタイトル等 | 潜在的所有者不明土地問題の体系化 |
作成した統計若しくは行った統計的研究の成果又はその概要 | 所有者不明土地(家屋)を予測するためのリスクファクターについて考察し、条件別に空き家化する確率を求め、地方ごとの傾向等について整理した。具体的には、空き家の外観特性の差に着目し、空き家化を招くリスク因子の影響度合いについて分析した。これにより、木造で腐朽や破損のある接道のない共同住宅が空き家である確率が高いことが示された。また、居住面積が広い北陸地方に焦点を当て、他地域との差についても検討した。北陸地方では当該年度は他地域と異なり、鉄筋/鉄骨コンクリート造の建物も木造と同程度空き家である確率が高いことが有意に示された。また、前面道路の幅員については、北海道と北陸地方では有意でなく、いずれの幅であっても差がみられなかったことが示された。 |
上記統計の作成又は統計的研究を行うに当たって利用した調査票情報に係る統計調査の名称、年次、当該調査票情報の地域の範囲その他の当該調査票情報を特定するために必要な事項 | 住宅・土地統計調査(平成5年、平成10年、平成15年、平成20年、平成25年) |
上記統計の作成の方法又は統計的研究の方法を確認するために特に必要と認める事項 | 空き家化を招くリスク因子を導出するため、地方別にグループ分けした個票(建物の構造、腐朽の有無、住宅の立て方、前面道路幅員)データを用いて、ロジスティック回帰分析によりオッズ比を算出した。 |
学術雑誌等の名称及び掲載年月日 |
『地方自治研究』 日本地方自治研究学会37(1) 1-13 2022年5月 |
成果等
空き家外観特性に関する探索的研究 : 往宅・土地統計調査(個票データ)を用いて