管理番号:40020020210011

府省:総務省

提供状況

2021-11-05 匿名データの提供を受けた者の氏名又は名称 菅 幹雄
匿名データの提供を受けた者(個人に限る。)の職業、所属その他の当該者に関する事項 法政大学経済学部・教授
提供した匿名データに係る統計調査の名称 全国家計構造調査(旧全国消費実態調査)
匿名データの利用目的 全国消費実態調査の匿名データを用いて「ヴァーチャルな三世代世帯の作成」を実施し、作成したヴァーチャルな三世代世帯と実際の三世代世帯の収入及び生計費について比較・分析を行う。親子が同居した場合と同居しない場合とで収入及び生計費がどれくらい違うのかを明らかにすることで、高齢の親の面倒をどのようにみるかについて広く役立つ情報を提供することを目的としている。
備考

統計若しくは統計的研究の成果又はその概要等

匿名データの提供を受けた者の氏名又は名称 菅 幹雄
提供した匿名データに係る統計調査の名称 全国家計構造調査(旧全国消費実態調査)
統計又は統計的研究の成果等のタイトル等 アジアの公的ミクロ統計の活用
作成した統計若しくは行った統計的研究の成果又はその概要 実際に存在する二世代世帯を参照し、それと夫婦のみの世帯及び単身生体を統計的にマッチングさせて擬似的な二世代世帯を生成し、実際に存在する二世代世帯と品目別消費支出額の比較することにより、二世代同居が消費支出額に与える影響を品目別に分析した。なお同様な計算を三世代世帯についても実施した。その結果、二世代及び三世代の同居が消費支出を節約する効果が品目別に観測できた。本研究の成果は、公益財団法人統計情報研究開発センターが日本学術振興会の研究成果公開促進費(データベース形成経費)の資金援助の下に作成した「国際ミクロ統計データベース」のタイの「社会経済調査」(Thailand Household Socio-Economic Survey, THSES)を用いた同様の計算結果、レベッカ・バレズエラ氏がオーストラリアのみミクロデータを用いた同様の計算結果と比較することにより、子が親の世話をするアジア的社会と、子が親の世話をしない西欧社会の違いを解明した。
上記統計の作成又は統計的研究を行うに当たって利用した調査票情報に係る統計調査の名称、年次、当該調査票情報の地域の範囲その他の当該調査票情報を特定するために必要な事項 全国消費実態調査  2004年
上記統計の作成の方法又は統計的研究の方法を確認するために特に必要と認める事項 統計的マッチングにより擬似的な二世代世帯を生成し、実際に存在する二世代世帯と品目別消費支出額の比較することにより、二世代同居が消費支出額に与える影響を品目別に分析した。なお同様な計算を三世代世帯についても実施した。
学術雑誌等の名称及び掲載年月日 2022年度統計関連学会連合大会[3FAM](21)アジアの公的ミクロ統計の活用

成果等

アジアの公的ミクロ統計の活用