管理番号:40020020220003
府省:総務省
提供状況
2022-05-19 | 匿名データの提供を受けた者の氏名又は名称 |
髙橋 太郎 |
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匿名データの提供を受けた者(個人に限る。)の職業、所属その他の当該者に関する事項 |
埼玉大学大学院人文社会科学研究科・博士後期課程 |
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提供した匿名データに係る統計調査の名称 |
全国家計構造調査(旧全国消費実態調査) |
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匿名データの利用目的 | 全国消費実態調査の匿名データを用いて「住宅を含む消費の日米比較」を実施し、住宅に対する認識の違いがある日米家計の、住宅を含む消費を比較分析することにより、我が国の家計の経済厚生の向上のためのインプリケーションを得る。 | |
備考 |
統計若しくは統計的研究の成果又はその概要等
匿名データの提供を受けた者の氏名又は名称 |
髙橋 太郎 |
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提供した匿名データに係る統計調査の名称 |
全国家計構造調査(旧全国消費実態調査) |
統計又は統計的研究の成果等のタイトル等 | 住宅ストックと家計行動-個票データによる検証 |
作成した統計若しくは行った統計的研究の成果又はその概要 |
全国消費実態調査の匿名データを用いて,慶応義塾大学が提供する消費生活に関するパネル調査(JPSC)の計測誤差を調査した. 消費者行動の分析に用いられる家計パネルデータの調査には,家計の記憶に基づいて調査票を記入してもらう調査と,家計簿をつけてもらう調査があり,記憶に基づく調査の方が,計測誤差が大きいことが報告されている. 家計パネルデータとして多くの研究者が用いるJPSCは,記憶に基づく調査であるため,計測誤差が大きいことが懸念される.ここで, JPSCの計測誤差を調べるため,家計簿に基づく調査である全国消費実態調査の匿名データとJPSCの,消費,年間収入の調査項目に関して,基本統計量の比較分析を行った. 結果,総じて,平均値,標準偏差ともにほぼ同じ水準であり,全国消費実態調査の匿名データとJPSCの値の間に大きな差異が認められないことを確認した. |
上記統計の作成又は統計的研究を行うに当たって利用した調査票情報に係る統計調査の名称、年次、当該調査票情報の地域の範囲その他の当該調査票情報を特定するために必要な事項 | 全国消費実態調査 平成1,6,11,16,21,26年 |
上記統計の作成の方法又は統計的研究の方法を確認するために特に必要と認める事項 | 慶應義塾大学が提供する消費生活に関するパネル調査(JPSC)の計測誤差を調べるため,当該データと全国消費実態調査の匿名データの基本統計量の比較分析を行った. |
学術雑誌等の名称及び掲載年月日 |
埼玉大学経済科学論究22号 令和7年6月 |