管理番号:40020020220013
府省:総務省
提供状況
2022-08-02 | 匿名データの提供を受けた者の氏名又は名称 |
石川 義孝 周 小峰 |
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匿名データの提供を受けた者(個人に限る。)の職業、所属その他の当該者に関する事項 |
帝京大学経済学部・教授 帝京大学経済学研究科・修士課程2年 |
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提供した匿名データに係る統計調査の名称 |
国勢調査 |
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匿名データの利用目的 | 国勢調査の匿名データを用いて「帝京大学 経済学研究科 経済学専攻 経済学演習Ⅲ」を実施する。地域人口論における基本的な概念や各種の方法を修得するとともに、それらの方法を実際のデータに適応させ、データの分析を行う能力を習得することを到達目標としており、「東京圏における在留外国人の住居選択の研究」をテーマとした修士論文原稿作成の指導を行う。 | |
備考 |
統計若しくは統計的研究の成果又はその概要等
匿名データの提供を受けた者の氏名又は名称 |
石川 義孝 周 小峰 |
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提供した匿名データに係る統計調査の名称 |
国勢調査 |
統計又は統計的研究の成果等のタイトル等 | 東京圏における中国人住民の住居選択に関する研究 |
作成した統計若しくは行った統計的研究の成果又はその概要 |
2015年国勢調査の匿名データから、国籍が外国、居住地が東京圏(埼玉・千葉・東京・神奈川の1都3県)、世帯主との続き柄が世帯主または代表者の人、の3つの条件を満たす3,552人を抜き出した。そして、彼らの持ち家選択に影響する具体的な属性を解明するため、住居の種類・住宅の所有の関係が「持ち家」の人を1、それ以外を0とする被説明変数とし、それを説明する属性を説明変数とする二項ロジスティック回帰モデルを適用した。 得られた知見を要約すると、在留外国人は、日本での居住期間が長く、年齢が高く、配偶者がいる人ほど、持ち家居住の確率が高くなる。また、結婚後、子どもの誕生によって世帯人員が増えると、大きな床面積が必要となり、持ち家での居住が高まる。また、外国人の従業上の地位からみると、正規の職員や従業員となっている雇用者は、派遣社員あるいはパートやアルバイトのような非正規の雇用者より、持ち家居住の確率が有意に高まっていると言える。これは、収入が安定して住宅ローンを申請しやすく、住宅の購入が容易になるためと考えられる。 |
上記統計の作成又は統計的研究を行うに当たって利用した調査票情報に係る統計調査の名称、年次、当該調査票情報の地域の範囲その他の当該調査票情報を特定するために必要な事項 | 国勢調査 平成27年 |
上記統計の作成の方法又は統計的研究の方法を確認するために特に必要と認める事項 | 東京圏在住の外国人世帯を対象に、持ち家居住を1、それ以外を0とする被説明変数と、この住居選択に影響を与えていると想定される要因を説明変数とする二項ロジスティック回帰分析を実施した。分析では、ステップワイズ型の変数増加法を利用し、説明変数の異なる組み合わせごとの貢献を検討した。 |
学術雑誌等の名称及び掲載年月日 |
帝京大学大学院 修士論文「東京圏における中国人住民の住居選択に関する研究」2023年1月7日 |
成果等
「東京圏における中国人住民の住居選択に関する研究(要旨)」 | 東京圏における中国人住民の住居選択に関する研究(要旨).pdf(287.1 KB) |