管理番号:40020020230003
府省:総務省
提供状況
2023-06-14 | 匿名データの提供を受けた者の氏名又は名称 |
西本 佳代 |
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匿名データの提供を受けた者(個人に限る。)の職業、所属その他の当該者に関する事項 |
香川大学大学教育基盤センター・准教授 |
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提供した匿名データに係る統計調査の名称 |
就業構造基本調査 |
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匿名データの利用目的 | 就業構造基本調査の匿名データを用いて「児童養護施設入所経験者の大学進学に関する効果検証」を実施する。本研究では、児童養護施設入所経験者の大学進学が当事者にどのような影響を及ぼすのかについて、就業状態や従業上の地位、年間所得などを用いて、大卒者と高卒者を比較することで大学進学の意味を考察する。 | |
備考 |
統計若しくは統計的研究の成果又はその概要等
匿名データの提供を受けた者の氏名又は名称 |
西本 佳代 |
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提供した匿名データに係る統計調査の名称 |
就業構造基本調査 |
統計又は統計的研究の成果等のタイトル等 | (成果なし) |
作成した統計若しくは行った統計的研究の成果又はその概要 | 就業構造基本調査(平成29年)のデータを提供いただき、まずは、令和5年9月の学会発表に向け、分析を開始した。研究の目的は、児童養護施設入所経験者と一般成人との比較を行い、大学進学の意味を考察することにあった。具体的には、統計調査という一般的な母集団から抽出した集団の大卒者と高卒者の比較、「児童養護施設入所経験者」から抽出した集団の大卒者と高卒者の比較を通して、大学進学が当事者にどのような影響を及ぼすのか考察することを予定していた。しかしながら、研究会で本研究計画について相談すると、分析の方向性について修正するようにアドバイスを受けた。すなわち、ウェブ調査で収集した児童養護施設入所経験者400名のデータが、大卒者に集中するという偏りがみられたため、就業構造基本調査のデータを用いて、大卒者と高卒者との比較をしても、意味をなさないと指摘された。研究当初想定していない、データの偏りのため、就業構造基本調査のデータを用いた分析を中断せざるを得なかった。代わりに、ウェブ調査のみの結果を用いた分析を学会で発表した。 |
上記統計の作成又は統計的研究を行うに当たって利用した調査票情報に係る統計調査の名称、年次、当該調査票情報の地域の範囲その他の当該調査票情報を特定するために必要な事項 | 就業構造基本調査 平成29年 |
上記統計の作成の方法又は統計的研究の方法を確認するために特に必要と認める事項 | 分析を中断したため、成果なし |
学術雑誌等の名称及び掲載年月日 |
分析を中断したため、成果なし |