管理番号:40020020240004

府省:総務省

提供状況

2024-06-06 匿名データの提供を受けた者の氏名又は名称 根本 尭
匿名データの提供を受けた者(個人に限る。)の職業、所属その他の当該者に関する事項 横浜市立大学大学院・データサイエンス研究科・大学院生
提供した匿名データに係る統計調査の名称 国勢調査
社会生活基本調査
匿名データの利用目的 国勢調査・社会生活基本調査の匿名データを用いて「学歴の「不詳」に関する研究」を行う。本研究では、国勢調査の学歴の「不詳」を補完し、社会生活基本調査の項目も分析に加え、なるべく正確な数値を推定することを目指す。
備考

統計若しくは統計的研究の成果又はその概要等

匿名データの提供を受けた者の氏名又は名称 根本 尭
提供した匿名データに係る統計調査の名称 国勢調査
社会生活基本調査
統計又は統計的研究の成果等のタイトル等 学歴の「不詳」に関する研究
作成した統計若しくは行った統計的研究の成果又はその概要 国勢調査における学歴項目の「不詳」が増加しており、2020年では学歴不詳率が全体の約15%を占めている。高い学歴不詳率は、公的調査の信頼性に影響を及ぼす可能性がある。本研究は、学歴不詳率が高い2010年および2020年の国勢調査における学歴の「不詳」を適切な学歴に分類し、正確な学歴分布を推定することを目的とする。具体的には、学校基本調査、按分法、匿名個票データを活用した3つの手法で学歴分布を推定した。その結果、学校基本調査を用いる方法によって、全国レベルでの学歴分布の推定が可能であることが示された。一方で、匿名個票データによる推定方法は、按分法による推定方法と比較して、学校基本調査を用いた推定値に最も近い結果を示した。
上記統計の作成又は統計的研究を行うに当たって利用した調査票情報に係る統計調査の名称、年次、当該調査票情報の地域の範囲その他の当該調査票情報を特定するために必要な事項 国勢調査 平成22年,令和2年
社会生活基本調査(調査票A・生活時間編) 平成23年,平成28年
上記統計の作成の方法又は統計的研究の方法を確認するために特に必要と認める事項 国勢調査および社会生活基本調査の匿名個票データを用いて、回帰代入法とホットデック法を適用し、国勢調査における学歴不詳を推定した。
学術雑誌等の名称及び掲載年月日 横浜市立大学大学院データサイエンス研究科学位請求論文(修士論文)令和7年3月

成果等

修士論文概要 修士論文概要_横浜市立大学_根本様.pdf(769.0 KB)