管理番号:40020020250011
府省:総務省
提供状況
| 2025-11-13 | 匿名データの提供を受けた者の氏名又は名称 |
間淵 領吾 谷埜 瑚々 |
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| 匿名データの提供を受けた者(個人に限る。)の職業、所属その他の当該者に関する事項 |
関西大学社会学部・教授 関西大学社会学部・学部生 |
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| 提供した匿名データに係る統計調査の名称 |
社会生活基本調査 |
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| 匿名データの利用目的 | 社会生活基本調査の匿名データを用いて令和7年度関西大学社会学部社会学科社会学専攻「卒業研究2」を行う。受講生が注目する社会現象について、先行研究に対する批判的検討を踏まえつつ、仮説を構築し、質的または量的なデータによって仮説検証や実証分析を行うことによって、卒業論文を作成する。 | |
| 備考 |
統計若しくは統計的研究の成果又はその概要等
| 匿名データの提供を受けた者の氏名又は名称 |
間淵 領吾 谷埜 瑚々 |
|---|---|
| 提供した匿名データに係る統計調査の名称 |
社会生活基本調査 |
| 統計又は統計的研究の成果等のタイトル等 | 「現代日本における個人化の地域差-親密度でみる人間関係の変容-」 |
| 作成した統計若しくは行った統計的研究の成果又はその概要 |
現代日本社会では、集団の規範よりも個人の自由を重視する「個人化」が進行している。一般に、個人化は都市部で顕著であり、地方部では共同体的な絆が維持されていると想起されやすい。本研究の目的は、この「都市は個人化が進み、地方は親密である」という通説を、客観的な計量データを用いて多角的に検証することである。具体的には、人間関係の理想と、行動に現れる現実の親密度の差異に着目し、その地域差の実態を明らかにすることを目指した。 親密度を「他者とのコミュニケーションの頻度、および共有される時間の程度」と定義し、以下の3つの公的・民間データを用いて二次分析を行った(1)災害ボランティア参加率からみる近隣関係の実態、(2)結婚式出席状況からみる友人関係の実態、(3)「社会生活基本調査」の個票データを用いた食事や趣味等の「共行動時間」の比較である。 分析の結果、当初の仮説に反し、都市規模による親密度の顕著な差異は認められなかった。特に生活時間の分析では、都市・地方問わず食事や交際の共行動時間に差はなく、日本全体でライフスタイルが均質化している実態が浮き彫りとなった。一方で、経年比較からは、食事の共行動時間の二極化や、趣味における共行動時間の増加など、親密な相手を自ら選び取り、特定の関係に時間を集中させる「選択的な親密さ」への移行が確認された。 以上のことから、現代の個人化とは単なる人間関係の希薄化ではなく、「質を伴った選択的なつながり」への再編過程であると結論付けた。 |
| 上記統計の作成又は統計的研究を行うに当たって利用した調査票情報に係る統計調査の名称、年次、当該調査票情報の地域の範囲その他の当該調査票情報を特定するために必要な事項 | 社会生活基本調査(調査票A・生活時間編) 平成13年, 令和3年 |
| 上記統計の作成の方法又は統計的研究の方法を確認するために特に必要と認める事項 | 他者と共に行う可能性が高いと判断した活動上位4項目について、外れ値処理ならびに値の再割り当てをおこなった上で、居住地(三大都市圏か否か)とクロス集計した。 また、当該4項目について、平成13年から令和3年までの20年間における比率の変化を確認した。 |
| 学術雑誌等の名称及び掲載年月日 |
関西大学社会学部卒業研究論文 令和8年3月 |
成果等
| 「現代日本における個人化の地域差-親密度でみる人間関係の変容-」 | 現代日本における個人化の地域差.pdf(1.0 MB) |