管理番号：40045020220001
府省：厚生労働省
提供状況
| 2022-04-19 | 匿名データの提供を受けた者の氏名又は名称 |
小松﨑 明 |
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| 匿名データの提供を受けた者（個人に限る。）の職業、所属その他の当該者に関する事項 |
日本歯科大学新潟生命歯学部衛生学講座 教授 |
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| 提供した匿名データに係る統計調査の名称 |
国民生活基礎調査 |
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| 匿名データの利用目的 | 国民生活基礎調査の匿名データを用いて、学術研究「症状の認識やマネジメントに影響する要因に関する研究」を実施 | |
| 備考 |
統計若しくは統計的研究の成果又はその概要等
| 匿名データの提供を受けた者の氏名又は名称 |
小松﨑 明 |
|---|---|
| 提供した匿名データに係る統計調査の名称 |
国民生活基礎調査 |
| 統計又は統計的研究の成果等のタイトル等 | 学術研究「症状の認識やマネジメントに影響する要因に関する研究」 |
| 作成した統計若しくは行った統計的研究の成果又はその概要 | 成人～老年期の対象者を睡眠の質やストレス負荷状況で群別し、自覚症状や通院病名との単変量分析（分割表分析）を実施し社会的変数を含め関連要因を検討した。また、群別の症状、病名回答率順位の比較等の結果から、日常生活に影響しやすい自覚症状の存在が示唆された。睡眠の質や生活習慣、ストレス群別を目的変数とした多項ロジスティック回帰分析の結果から、ストレス負荷や疲労、睡眠障害により生じやすい特異的な症状や病名を確認できた。ストレス関連要因の因果構造をパス解析で分析した結果、ストレスによる特異的症状が主観的健康感に影響するプロセスを記述疫学的に確認できた。これらの研究成果は、産業保健現場での有訴者に対する効果的な保健指導の検討に、有用なエビデンスとして活用できると推察される。 |
| 上記統計の作成又は統計的研究を行うに当たって利用した調査票情報に係る統計調査の名称、年次、当該調査票情報の地域の範囲その他の当該調査票情報を特定するために必要な事項 | 国民生活基礎調査 平成25,28年 |
| 上記統計の作成の方法又は統計的研究の方法を確認するために特に必要と認める事項 | 要因群別の分割表分析、多項および二項ロジスティック回帰分析、パス解析、共分散構造分析等により要因間の関連を確認し、QOLへの影響度の確認や、構築した因果構造モデルの適合度を検証した。 |
| 学術雑誌等の名称及び掲載年月日 |
日常生活に影響する全身および口腔症状の分析,日本口腔衛生学会雑誌.73 巻4号 p270-278,2023.11月15日発行, https://www.jstage.jst.go.jp/article/jdh/73/4/73_270/_article/-char/ja. |
成果等
論文
1, How Sleep Quality Relates to Bodily and Oral Symptoms: An Analysis from Japanese National Statistics, Healthcare ,2022（11月17日）, 10(11), 2298; URL: https://doi.org/10.3390/healthcare10112298.
2, Subjective Symptoms Linked to Sleep Duration: An Analysis from Japanese National Statistics, Medicines, 2023（11月10日）, 10(11), 60; URL: https://doi.org/10.3390/medicines10110060.
学会・研究会等で発表
1,自覚症状の相対的評価に関する検討,第72回日本口腔衛生学会.2023年5月20,21日;URL: https://jsoh.jp/72/program/.
2,日常生活に影響する全身および口腔の症状,日本口腔衛生学会雑誌(地方会抄録掲載).p63-64.2023年2月15日.
3,ストレスと症状認識との関連性についての検討,第37回日本心身健康科学会.2023年9月9日;URL: https://jshas.human.ac.jp/info/37th_meeting/.
Healthcare ,2022（11月17日）
Medicines, 2023（11月10日）