管理番号:40045020230006

府省:厚生労働省

提供状況

2024-01-26 匿名データの提供を受けた者の氏名又は名称 丸岡 稔典
匿名データの提供を受けた者(個人に限る。)の職業、所属その他の当該者に関する事項 四天王寺大学社会学部 准教授
提供した匿名データに係る統計調査の名称 国民生活基礎調査
匿名データの利用目的 国民生活基礎調査の匿名データを用いて、学術研究「介護サービス利用の抑制に影響を及ぼす要因の解明」を実施
備考

統計若しくは統計的研究の成果又はその概要等

匿名データの提供を受けた者の氏名又は名称 丸岡 稔典
提供した匿名データに係る統計調査の名称 国民生活基礎調査
統計又は統計的研究の成果等のタイトル等 学術研究「介護サービス利用の抑制に影響を及ぼす要因の解明」
作成した統計若しくは行った統計的研究の成果又はその概要 本研究では,国民生活基礎調査の匿名データを分析し,老老介護世帯における主介護者の精神的健康を把握し,老老介護世帯,被介護者,主介護者のおかれた状況から主介護者の精神的健康に関係する要因を明らかにすることを目的とする.分析の結果,1)老老介護世帯では夫婦のみで構成され,配偶者が介護者となる世帯が多いこと,2)主介護者は一般高齢者と比べ睡眠や休養が充分でなく,精神的健康状態も不良な傾向があること,3)主介護者の悩みやストレスの有無と被介護者の医療とのつながりや主介護者の休養状況が関係していること,4)主介護者の心理的苦痛状態には主介護者の生活や健康の状態,介護の負担,休養状況,医療や別居子など外部とのつながりが関係していること,が示された.
上記統計の作成又は統計的研究を行うに当たって利用した調査票情報に係る統計調査の名称、年次、当該調査票情報の地域の範囲その他の当該調査票情報を特定するために必要な事項 国民生活基礎調査 平成28年
上記統計の作成の方法又は統計的研究の方法を確認するために特に必要と認める事項 1. 老老介護世帯の抽出
要介護者のいる世帯として,「データB」に含まれている6015世帯のうち,「手助けや見守りが必要である」との回答があった者を含む661世帯を抽出した.続いて,要介護者が65歳以上の世帯として,「手助けや見守りが必要である」との回答があった者が65歳以上である528世帯を抽出した.さらに要介護者と主介護者が65歳以上の世帯として,上記528世帯のうち,「主に手助けや見守りをしている者」が同一世帯に同居しており,主介護者の続柄からその主介護者が65歳以上であると確認できた204世帯を抽出した.
2. 老老介護世帯の状況の集計
まず、老老介護世帯の世帯人員数、世帯構造、別居子有無、主介護者続柄、生活意識について単純集計をおこなった.次に,主介護者と被介護者の年齢階級,性別,主介護者の睡眠時間,健康状態,休養充足度,精神的健康,最も気になる悩みやストレス,被介護者の認知症による病院通院,自立状況,要介護認定,健康状態について単純集計をおこなった.
3. 老老介護世帯の主介護者と国民生活基礎調査65歳以上回答者の比較
老老介護世帯の主介護者の睡眠時間,健康状態,休養充足度,悩みやストレスを抱える人の割合,心の状態について,平成28年国民生活基礎調査の65歳以上の全回答者と比較した.
4. 主介護者の精神的健康についての独立性の検定
主観的健康感と心理的苦痛状態それぞれについて世帯人員,別居子,生活困窮度合い,主介護者続柄,介護者後期高齢者,介護者性別,主介護者睡眠時間,主介護者休養充足度,主介護者健康状態、被介護者年齢,被介護者認知症通院,被介護者要介護度合い,被介護者要介護認定との間のクロス表の独立性の検定をおこなった.
5. 精神的健康状態悪化の要因の探索
精神的健康状態の悪化の要因を探索するために,悩みやストレスの有無と心理的ストレス相当の有無を従属変数にして強制投入法と変数減少法(尤度比)によるロジスティック回帰分析を実施した.従属変数には世帯人員,別居子,生活困窮度合い,主介護者続柄,介護者後期高齢者,介護者性別,主介護者睡眠時間,主介護者休養充足度,主介護者健康状態、被介護者年齢,被介護者認知症通院,被介護者要介護度合い,被介護者要介護認定を用いた。
学術雑誌等の名称及び掲載年月日 学術誌等の名称:『四天王寺大学大学院研究論集』19号 発表時期:2026年3月 論文名称:『老老介護世帯の介護者の精神的健康の状況 平成28年国民生活基礎調査匿名データの分析』
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