管理番号:10020020190039
府省:総務省
提供状況
2020-01-17 | 調査票情報の提供を受けた者の氏名又は名称 |
森 博美 小池 司朗 長谷川 普一 |
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調査票情報の提供を受けた者(個人に限る。)の職業、所属その他の当該者に関する事項 |
法政大学 名誉教授 国立社会保障・人口問題研究所 人口構造研究部 部長 新潟大学自然科学系 研究員 |
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提供した調査票情報に係る統計調査の名称 |
国勢調査 |
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調査票情報の利用目的 | 文部科学省科学研究費助成事業「センサスと行政情報の統合データによる人口移動分析の新たな展開可能性」の一環として、定住及び移動の実態並びにそれを規定する諸要因について分析する基礎資料を得るため。 | |
備考 | 旧管理番号:11119039 |
統計若しくは統計的研究の成果又はその概要等
調査票情報の提供を受けた者の氏名又は名称 |
森 博美 小池 司朗 長谷川 普一 |
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提供した調査票情報に係る統計調査の名称 |
国勢調査 |
統計又は統計的研究の成果等のタイトル等 | 「センサスと行政情報の統合データによる人口移動分析の新たな展開可能性」 「境域情報などを用いた公的統計と行政情報のマッチングについて」 |
提出された統計若しくは統計的研究の成果又はその概要 |
本研究では、利用可能な共通変数が限定されたデータセット間のデータリンケージの方法として空間情報による大量データのセグメント化によるマッチング手法を提案している。常住地に継続居住する者については同様の方法を援用することでパネルデータの構築が可能と考えられたため、令和2年度に提供を受けた調査票情報のうち平成22年と27年のデータを用いて照合作業を行った。 得られた平成22/27年の常住地継続居住者のパネルデータについて、「建て方の種類」、「住居の種類」、「続柄」、「配偶者の有無」等の変数を用いて平成22年と27年のクロス表を作成することで統合データの精度検証を行った。共同住宅についての居住階数を用いた検証では妥当と思われる結果が得られた一方で、同一変数によるクロス表では事前に予想していた以上に対角要素以外の該当ケースが認められた。特に「配偶者の有無」では常住者パネルの中22年に有配偶であった者が27年のデータでは未婚となっていることをはじめ論理的に矛盾した事例が多数見いだされた。マッチングの方法論の再精査や異常レコードして除外した分析作業を試みたが、構築したデータセットの恣意的な操作に基づく分析では合理性が担保できないとの判断から結果の公表を見合わせることとしたため、最終的に成果は得られなかった。 |
上記統計の作成又は統計的研究を行うに当たって利用した調査票情報に係る統計調査の名称、年次、当該調査票情報の地域の範囲その他の当該調査票情報を特定するために必要な事項 | (調査名)国勢調査 (年次) 平成22年、27年 (地域) 新潟市 (統計的研究に利用した調査票情報) 地域コード(調査区コード、基本単位区コード)、男女の別、年齢、配偶者の有無、 世帯主との続き柄、 住居の種類、住宅の建て方、住んでいる住宅のある階(共同住宅)、 労働力状態、従業上の地位、産業、職業、居住期間 |
上記統計の作成の方法又は統計的研究の方法を確認するために特に必要と認める事項 | 新潟市域全体の地域コード(調査区コード、基本単位区コード)を用いて対象地域を設定の上、男女の別と年齢をマッチングキーとして平成22年と平成27年の調査票情報からパネルデータを作成し、常住地継続居住者のレコードの以下の項目「建て方の種類」、「住居の種類」、「続柄」、「配偶者の有無」について両年次の同一項目によるクロス集計を実施した。 |
学術雑誌等の名称及び掲載年月日 |