管理番号:10020020200007
府省:総務省
提供状況
2020-07-01 | 調査票情報の提供を受けた者の氏名又は名称 |
花岡 和聖 石川 義孝 竹下 修子 |
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調査票情報の提供を受けた者(個人に限る。)の職業、所属その他の当該者に関する事項 |
立命館大学文学部 准教授 帝京大学経済学部 教授 愛知学院大学文学部 教授 |
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提供した調査票情報に係る統計調査の名称 |
国勢調査 |
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調査票情報の利用目的 | 移民あるいは外国人の居住地選択に関し、欧米で得られた代表的な枠組みである空間的同化論およびヘテロローカリズム論に注目し、これらの枠組みの日本における経験的妥当性を詳しく検証する。 | |
備考 |
統計若しくは統計的研究の成果又はその概要等
調査票情報の提供を受けた者の氏名又は名称 |
花岡 和聖 石川 義孝 竹下 修子 |
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提供した調査票情報に係る統計調査の名称 |
国勢調査 |
統計又は統計的研究の成果等のタイトル等 | ヘテロローカリズム論の検証―愛知県のトルコ人の居住パターンに焦点をあてて― |
提出された統計若しくは統計的研究の成果又はその概要 |
人口減少の進行する日本にとって、外国人受け入れ策に期待せざるを得ない状況にある。その検討には、既に国内に在住している外国人の定住に関する具体的状況の適切な把握が不可欠である。そのため、今回、提供を受けた平成27年国勢調査の外国人に関する個票データを国籍別にクロス集計・地図化し、ヘテロローカリズムの枠組みの下で、彼等の居住地選択や社会経済状況に焦点を置いた詳細な分析を、質的調査とも組み合わせて行った。 愛知県と埼玉県に居住するトルコ人を対象とした分析結果からは、埼玉県の事例とは異なり、愛知県のトルコ人は、職業によって居住地が分散する傾向にありながらも、情報通信技術によって国内外と結び付く、ネットワーク型のコミュニティを形成・維持している状況がみられた。本成果は、愛知学院大学文学部紀要に論文として公表した。 |
上記統計の作成又は統計的研究を行うに当たって利用した調査票情報に係る統計調査の名称、年次、当該調査票情報の地域の範囲その他の当該調査票情報を特定するために必要な事項 | (調査名) 国勢調査 (年次) 平成27年 (地域) 全国 (統計的研究に利用した調査票情報) - |
上記統計の作成の方法又は統計的研究の方法を確認するために特に必要と認める事項 | 個票データから日本のトルコ人人口を集計し、人口分布の地図を作成した。 |
学術雑誌等の名称及び掲載年月日 |
愛知学院大学文学部紀要 50号(掲載時期:令和3年3月) |
成果等
「ヘテロローカリズム論の検証―愛知県のトルコ人の居住パターンに焦点をあてて―」