管理番号:10020020200028
府省:総務省
提供状況
2021-02-05 | 調査票情報の提供を受けた者の氏名又は名称 |
佐野 和子 |
---|---|---|
調査票情報の提供を受けた者(個人に限る。)の職業、所属その他の当該者に関する事項 |
京都大学教育学研究科 博士後期課程3年 |
|
提供した調査票情報に係る統計調査の名称 |
就業構造基本調査 |
|
調査票情報の利用目的 | 女性の就業支援策に対する実証的知見を提示するために、産業構造の変化と個人属性ごとの就業状況の変化を明らかにするための分析を行う。就業構造基本調査に含まれる、職業小分類と個人の雇用状況に関する質問項目を活用し、平成14年、19年、29年の期間について、産業構造がどのように変化し、それにともない女性の教育歴と職業の対応関係がどのように変化したのかを明らかにすることを目的とする。 | |
備考 |
統計若しくは統計的研究の成果又はその概要等
調査票情報の提供を受けた者の氏名又は名称 |
佐野 和子 |
---|---|
提供した調査票情報に係る統計調査の名称 |
就業構造基本調査 |
統計又は統計的研究の成果等のタイトル等 | Japanese Women and Middle-Skill Jobs |
提出された統計若しくは統計的研究の成果又はその概要 | 女性に焦点を当て、過去10年間の産業構造の変化を分析するために、職業(小分類)ごとに、所得の中央値の3時点の平均を算出し、全職種を5つのグループ(Q1-Q5)に分類した。その後、主として19年度と29年度の2時点ごとに、5グループと他の変数との関連の変化を検討するための2次元、3次元のクロス表分析を行った。年齢、性別、教育歴ごとに、どのレベルの職業に人々が分布し、その状況が2時点でどのように変化しているのかを検討した。コロナ拡大の影響で利用開始時期が遅延したため、当初予定していた回帰分析まで進めることはできなかったが、得られた記述的分析結果を活用し、2021年7月と11月に国内外の学会で成果報告を行なった。また、本研究課題の成果をもとに、2021年度から2022年度には、新たな研究課題(JSPS 研究活動スタート支援、課題番号21K20200「非正規雇用の内部分化と労働市場の不平等に関する計量社会学的研究」)として本研究を発展させることができた。2021年度以降、論文化に向けて、研究を発展させている。 |
上記統計の作成又は統計的研究を行うに当たって利用した調査票情報に係る統計調査の名称、年次、当該調査票情報の地域の範囲その他の当該調査票情報を特定するために必要な事項 | (調査名) 就業構造基本調査 (年次) 平成14年、19年、29年 (地域) 全国 (統計的研究に利用した調査票情報)‐ |
上記統計の作成の方法又は統計的研究の方法を確認するために特に必要と認める事項 | 集計乗率で加重したクロス表集計、ならびに重回帰分析による推計。 |
学術雑誌等の名称及び掲載年月日 |
SASE 33th Annual Conference 大会要旨集("After Covid? Critical Conjunctures and Contingent Pathways of Contemporary Capitalism”) 掲載時期:2021年7月 |
成果等
SASE 33th Annual Conference | 報告資料1_SASE 33th Annual Conference.pdf(873.0 KB) |
第94回_日本社会学会大会 | 報告資料2_第94回_日本社会学会大会.pdf(1.5 MB) |