管理番号:10020020210001
府省:総務省
提供状況
2021-06-21 | 調査票情報の提供を受けた者の氏名又は名称 |
井上 俊克 |
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調査票情報の提供を受けた者(個人に限る。)の職業、所属その他の当該者に関する事項 |
日本学術振興会特別研究員(一橋大学経済学研究科博士後期課程) |
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提供した調査票情報に係る統計調査の名称 |
就業構造基本調査 |
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調査票情報の利用目的 | 科学研究費助成事業「高齢化が賃金プロファイルに与える影響の分析」の一環として、労働者の高齢化により年齢別の賃金がどのように変化するのかを定量的に明らかにするため。 | |
備考 |
統計若しくは統計的研究の成果又はその概要等
調査票情報の提供を受けた者の氏名又は名称 |
井上 俊克 |
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提供した調査票情報に係る統計調査の名称 |
就業構造基本調査 |
統計又は統計的研究の成果等のタイトル等 | (成果なし) |
提出された統計若しくは統計的研究の成果又はその概要 |
提供を受けた調査票情報を用いて以下の分析を行った。 【分析1】 調査年度・年齢・性別毎に労働所得を集計し賃金プロファイルの変化を観察する。 【分析2】 分析1の労働所得を用い労働者の年齢構成が賃金に与える影響と就職時の景気の影 響を推定する。 本分析からは得られた分析結果は以下のものである。 所得情報は区間値であり、いくつかの先行研究に習い複数の集計方法を試したと ころ分析2の結果が集計方法に依存し頑健な推計結果が得られなかった。また、頑 健ではないものの、高齢化の影響に関しては賃金へ負の影響が、就職時の景気の影 響に関しても景気悪化が中期的に賃金を下げる結果が得られることが比較的多か ったが、これらの結果はいずれも先行研究と同一の結果であり新規性は乏しかっ た。 上記の結果が国際的な学術誌に掲載されるかどうかを検討したが、掲載される見 込みが非常に低いと判断した。そして、本研究には賃金データの質の改善が必要で あり他のデータの利用が望ましいと判断し本調査票の利用を中断した。 |
上記統計の作成又は統計的研究を行うに当たって利用した調査票情報に係る統計調査の名称、年次、当該調査票情報の地域の範囲その他の当該調査票情報を特定するために必要な事項 | (調査名) 就業構造基本調査 (年次) 昭和54年~平成29年 (地域) 全国 (統計的研究に利用した調査票情報) - |
上記統計の作成の方法又は統計的研究の方法を確認するために特に必要と認める事項 | |
学術雑誌等の名称及び掲載年月日 |