管理番号:10020020210014
府省:総務省
提供状況
2021-11-05 | 調査票情報の提供を受けた者の氏名又は名称 |
延原 弘章 三浦 宜彦 |
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調査票情報の提供を受けた者(個人に限る。)の職業、所属その他の当該者に関する事項 |
埼玉県立大学保健医療福祉学部 教授 埼玉県立大学 名誉教授 |
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提供した調査票情報に係る統計調査の名称 |
国勢調査 |
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調査票情報の利用目的 | 文部科学省及び独立行政法人日本学術振興会による「科学研究費助成事業(科学研究費補助金)」の平成30年度研究課題「市町村別標準化死亡比の長期推移に関する研究」の一環として、人口動態調査(死亡票)及び国勢調査人口を利用し、全死亡及び主要死因について長期にわたる市町村別SMRデータベースを構築するとともにコロプレスマップを作成し、死因ごとのSMRの長期的な推移に関する特性を明らかにするため | |
備考 |
統計若しくは統計的研究の成果又はその概要等
調査票情報の提供を受けた者の氏名又は名称 |
延原 弘章 三浦 宜彦 |
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提供した調査票情報に係る統計調査の名称 |
国勢調査 |
統計又は統計的研究の成果等のタイトル等 | 市町村別標準化死亡比の長期推移に関する研究 |
提出された統計若しくは統計的研究の成果又はその概要 | 市区町村別標準化死亡比(SMR)は一時点における地域間の比較に用いられるが、長期的な変動について観察されることは少ない。そこで本研究では、主要な死因について長期にわたる市町村別SMRデータベースを構築し、疾病ごとのSMRの長期的な推移に関する特性について分析を行った。本研究では全死亡および比較的死亡数が多く死因分類に大きな変更のなかった41死因について、1983年から2017年までの35年間を5年間ごとの7期間に分け、性別に市区町村別SMRの算出を行った。SMRは通常のSMRに加えて、95%信頼区間を求めるとともに、モーメント法によるSMRのベイズ推定量も算出した。基準死亡率およびSMRは添付資料のとおりである。なお、新型コロナ感染症のため共同研究者が入構制限を受けるなどしたため、現在は前述のSMR等の算出を行うところまでしか行えていないが、今後この数値をもとに5段階に塗分けたコロプレスマップを作成し、長期推移について検討する予定である。なお、科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金)としては研究期間の延長が令和5年3月31日まで認められたところである。 |
上記統計の作成又は統計的研究を行うに当たって利用した調査票情報に係る統計調査の名称、年次、当該調査票情報の地域の範囲その他の当該調査票情報を特定するために必要な事項 | (調査名)国勢調査 (年次) 昭和60年、平成2年、7年 (地域) 全国 (統計的研究に利用した調査票情報) 男女の別、出生の年月、国籍 |
上記統計の作成の方法又は統計的研究の方法を確認するために特に必要と認める事項 | 標準化死亡比(SMR)は1983年から5年間ごとの7期間に分けて、全死亡および41死因について市区町村・性別に算出した。人口は各期間の中央年の国勢調査の総人口とした。死亡は厚生労働省より人口動態調査の死亡票の提供を受け、日本における日本人および日本における外国人の事象について集計した。いずれも性・年齢・市区町村不明は除いた。SMRの区間推定はポアソン分布を仮定して行った。また、モーメント法によるSMRのベイズ推定量も算出した。 |
学術雑誌等の名称及び掲載年月日 |
第81回 日本公衆衛生学会総会(学会発表) 2022-10-09 |
成果等
第81回 日本公衆衛生学会総会 抄録 | 公衆衛生学会抄録.pdf(416.1 KB) |
市町村別標準化死亡比の長期推移に関する研究(科学研究費助成事業 研究成果報告書) | 科研費研究成果報告書.pdf(4.2 MB) |