管理番号:10020020220011
府省:総務省
提供状況
2022-06-20 | 調査票情報の提供を受けた者の氏名又は名称 |
上東 貴志 佐々木 洋介 |
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調査票情報の提供を受けた者(個人に限る。)の職業、所属その他の当該者に関する事項 |
神戸大学計算社会科学研究センター/経済経営研究所 センター長・教授 神戸大学計算社会科学研究センター/経済経営研究所・学術研究員 |
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提供した調査票情報に係る統計調査の名称 |
家計調査 |
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調査票情報の利用目的 | 令和3年度科学研究費助成事業補助金(学術研究助成基金助成金)を受けて行う基盤研究(S)「包括的な金融・財政政策のリスクマネジメント:金融危機から国際関係・災害リスクまで」の一環として、総支出に対する食費の割合であるエンゲル係数に着目し、出生率との関係について長期時系列分析を行うことで、日本における消費格差の長期的変化を明らかにするため | |
備考 |
統計若しくは統計的研究の成果又はその概要等
調査票情報の提供を受けた者の氏名又は名称 |
上東 貴志 佐々木 洋介 |
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提供した調査票情報に係る統計調査の名称 |
家計調査 |
統計又は統計的研究の成果等のタイトル等 | 「The First Public Panel Data on Regional Inequality in Japan Based on the Family Income andExpenditure Survey」(家計調査に基づく日本における地域的な経済格差についてのパネルデータ) |
提出された統計若しくは統計的研究の成果又はその概要 |
1981年から2019年までの年ごとの都道府県別の消費支出のジニ係数を標本誤差とともに推定した。このようにジニ係数の地域別の均衡パネルデータを推定したものは少なく貴重なデータベースとなる。本論文の結果としては都道府県別に消費支出のジニ係数は都道府県別に動きが異なっており、全国を押しなべて論じることができないことが分かる。 また、本論文の貢献のジニ係数のパネルデータの活用例として、日本の都道府県別の犯罪率との分析も行い、日本においてはジニ係数と犯罪率の間で負の相関関係がみられることを推定した。 本論文で推定したジニ係数のデータベースは、他の研究への広範な応用が考えられるため本論文とともに公開予定である。 |
上記統計の作成又は統計的研究を行うに当たって利用した調査票情報に係る統計調査の名称、年次、当該調査票情報の地域の範囲その他の当該調査票情報を特定するために必要な事項 | (調査名) 家計調査 (年次) 昭和56年1月~令和元年12月 (地域) 全国 (統計的研究に利用した調査票情報) 満年齢、世帯人員、消費支出、持ち家かどうかの別 |
上記統計の作成の方法又は統計的研究の方法を確認するために特に必要と認める事項 | 1981年から2019年の年ごとの都道府県別の消費支出のジニ係数を推定するために、家計調査の消費支出を利用した。また、この推定されたジニ係数はパネルデータとなっているので、パネルデータとして活用できるように消費支出そのもの、世帯主の満年齢、世帯人員、持ち家かどうかもジニ係数と同じ手法で、年ごと都道府県別のパネルデータとしてそれぞれ推定した。 |
学術雑誌等の名称及び掲載年月日 |