管理番号:10020020220017
府省:総務省
提供状況
2022-07-01 | 調査票情報の提供を受けた者の氏名又は名称 |
三古 展弘 |
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調査票情報の提供を受けた者(個人に限る。)の職業、所属その他の当該者に関する事項 |
神戸大学大学院 経営学研究科 教授 |
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提供した調査票情報に係る統計調査の名称 |
社会生活基本調査 |
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調査票情報の利用目的 | 平成31年度科学研究費助成事業補助金(学術研究助成基金助成金)を受けて行う基盤研究(C)「移動中に行う活動の時代変遷と活動可能な環境に対する支払い意思」の一環として、移動中に行う他の活動の時代変遷(過去15年)を把握するため | |
備考 |
統計若しくは統計的研究の成果又はその概要等
調査票情報の提供を受けた者の氏名又は名称 |
三古 展弘 |
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提供した調査票情報に係る統計調査の名称 |
社会生活基本調査 |
統計又は統計的研究の成果等のタイトル等 | 文部科学省科学研究費助成事業「移動中に行う活動の時代変遷と活動可能な環境に対する支払い意思」の一環として,移動中に行う他の活動の時代変遷(過去15年)の把握をする研究 |
提出された統計若しくは統計的研究の成果又はその概要 |
多くの人は目的地での活動のために移動しており,移動に費やす時間は望ましくないものとして認識されている.今日,移動中に利用可能な情報端末等の普及により,移動中に生産的な活動の実行が容易になっている.しかし,移動中に行う活動の推移を長期間にわたって統一的な方法で調査・研究したものは世界的にも少なく,国内ではほとんどない. 社会生活基本調査の調査票Bのデータを用い,主行動が移動に関するものであるときに,同時行動が何であるかを時間区分ごとにカウントし,それを全時間区分で合計した.2001年,2006年,2011年,2016年のデータを比較可能なように主行動と同時行動の区分を整理した.その結果,移動中に移動以外の他の活動を行っている割合は増加していた.移動中の活動としては,(1)コンピュータの使用やコンピュータゲームが増加傾向,(2)特にコンピュータの使用は2016年においては移動の目的に関わらず高い,(3)主な仕事中の移動や出張・研修に伴う移動中に主な仕事を行う者が増加,(4)買い物が増加,(5)出張・研修に伴う移動中の睡眠が減少,(6)電子メール等による交際・付き合い等が多くの移動目的で増加傾向,(7)通勤や出張・研修に伴う移動中の読書が減少傾向,などが明らかになった. |
上記統計の作成又は統計的研究を行うに当たって利用した調査票情報に係る統計調査の名称、年次、当該調査票情報の地域の範囲その他の当該調査票情報を特定するために必要な事項 | (調査名)社会生活基本調査(調査票B) (年次) 平成13,18,23,28年 (地域) 全国 (統計的研究に利用した調査票情報) 時間区分ごとの主行動と同時行動 |
上記統計の作成の方法又は統計的研究の方法を確認するために特に必要と認める事項 | 時間区分ごとに主行動と同時行動の組み合わせをカウントし,全時間区分で合計した.主行動と同時行動は調査年次間で比較可能なように統合した.主行動は移動に関係するものを特に取り上げた. |
学術雑誌等の名称及び掲載年月日 |
成果等
Travel-based multitasking in ・・・
Meta-analysis of・・・