管理番号:10020020220034
府省:総務省
提供状況
2022-12-05 | 調査票情報の提供を受けた者の氏名又は名称 |
花岡 和聖 竹下 修子 石川 義孝 |
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調査票情報の提供を受けた者(個人に限る。)の職業、所属その他の当該者に関する事項 |
立命館大学文学部 准教授 愛知学院大学文学部 教授 帝京大学経済学部 教授 |
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提供した調査票情報に係る統計調査の名称 |
国勢調査 |
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調査票情報の利用目的 | 文部科学省及び独立行政法人日本学術振興会による「科学研究費助成事業(科学研究費補助金)」の補助を受けた「ヘテロローカリズム論からみた在留外国人の居住パターンに関する社会学的考察」の一環として、我が国における人口規模が小さな外国人集団の居住パターンについて、国勢調査個票データを用いて作成した記述統計と人口分布図に基づいて分析を行い、社会学的観点から、在留外国人に関する政策の展開を提言するため | |
備考 |
統計若しくは統計的研究の成果又はその概要等
調査票情報の提供を受けた者の氏名又は名称 |
花岡 和聖 竹下 修子 石川 義孝 |
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提供した調査票情報に係る統計調査の名称 |
国勢調査 |
統計又は統計的研究の成果等のタイトル等 | ヘテロローカリズム論からみた在留外国人の居住パターンに関する社会学的考察 |
提出された統計若しくは統計的研究の成果又はその概要 |
本研究では、人口規模が小さな外国人集団の居住パターンを、平成22年と令和2年の国勢調査をもとに検討するとともに、その分析枠組みとしてのヘテロローカリズム論の妥当性を検証した。本研究は、令和3年~6年度科学研究費補助金基盤研究(C)「ヘテロローカリズム論からみた在留外国人の居住パターンに関する社会学的考察」(研究代表者 竹下修子)の一環として実施した。 本研究の分析では、小規模な外国人集団を国勢調査の調査票情報から抽出し、世帯および世帯員に関連する変数群に対して集計表・主題図の作成を行い、その分布パターンを考察した。とりわけ千葉県のアフガニスタン人、神奈川県のラオス人、三重県のボリビア人の居住パターンが、ヘテロローカリズム論という枠組みからうまく説明されることが示唆された。近年、在留外国人の出身地が多様化しており、今回の分析結果は、小規模な外国人集団の居住パターンや生活実態、社会・経済的状況を理解する上で意義あるものであった。 |
上記統計の作成又は統計的研究を行うに当たって利用した調査票情報に係る統計調査の名称、年次、当該調査票情報の地域の範囲その他の当該調査票情報を特定するために必要な事項 | (調査名) 国勢調査 (年次) 平成22年、令和2年 (地域) 全国 (統計的研究に利用した調査票情報) 男女の別、配偶者の有無、国籍、現在の住居における居住期間、就業状態、在学、卒業等教育の状況、所属の事業所の従業の種類(産業)、仕事の種類(職業)、従業地又は通学地、従業地又は通学地までの利用交通手段、世帯の種類、世帯員の数、住居の種類、住宅の建て方、地域区分 |
上記統計の作成の方法又は統計的研究の方法を確認するために特に必要と認める事項 | 小規模な外国人集団を調査するに当たり、上記の調査票情報を用いて国籍別のデータを抽出し、居住パターンや生活実態、社会・経済的状況に関わる必要な分析を実施した。 |
学術雑誌等の名称及び掲載年月日 |
成果等
小規模外国人集団へのヘテロローカリズム論の適用可能性に関する検討.pdf(3.1 MB) |