管理番号:10020020230006
府省:総務省
提供状況
2023-06-07 | 調査票情報の提供を受けた者の氏名又は名称 |
円山 琢也 |
---|---|---|
調査票情報の提供を受けた者(個人に限る。)の職業、所属その他の当該者に関する事項 |
熊本大学大学院先端科学研究部教授 |
|
提供した調査票情報に係る統計調査の名称 |
社会生活基本調査 |
|
調査票情報の利用目的 | 文部科学省科学研究費助成事業 挑戦的研究(萌芽) 「世帯不在率の時空間変化の解明と課題解決への応用」の一環として、全国の世帯不在率の経年比較、地域間比較等を行うため | |
備考 |
統計若しくは統計的研究の成果又はその概要等
調査票情報の提供を受けた者の氏名又は名称 |
円山 琢也 |
---|---|
提供した調査票情報に係る統計調査の名称 |
社会生活基本調査 |
統計又は統計的研究の成果等のタイトル等 | 社会生活基本調査を利用した外出率・時間帯別不在率等の分析 |
提出された統計若しくは統計的研究の成果又はその概要 | 社会生活基本調査 (調査票B)から外出率を性年齢等別に算出した.算出値と全国都市交通特性調査などの交通調査から得られる値を比較し,既存の交通調査における移動の記入漏れを示唆する結果を得た.2021年度の全国都市交通特性調査の外出率の低下は,新型コロナ感染症による在宅活動の低下が要因と一般には解釈されているが,それに加えて,移動の記入漏れの影響も大きいことが示唆され,今後の全国都市交通特性調査の調査法の設計改良にもつながりうる重要な知見を得た.また,社会生活基本調査(調査票A)から,外出・在宅を判別するアルゴリズムを機械学習手法で改良し,時間帯別の個人不在率・世帯不在率の経年変化等を検討した. |
上記統計の作成又は統計的研究を行うに当たって利用した調査票情報に係る統計調査の名称、年次、当該調査票情報の地域の範囲その他の当該調査票情報を特定するために必要な事項 | (調査名) 社会生活基本調査 (年次) 昭和61年、平成3年、8年(調査票)、平成13年、18年、23年、28年、令和3年(調査票A・調査票B) (地域) 全国 (統計的研究に利用した調査票情報)男女の別、世帯主との続き柄、出生の年月、配偶関係、在学・卒業等教育の状況、ふだんの介護・看護の状況、ふだんの就業状態、従業上の地位、仕事の種類、ふだんの1週間の就業時間、住居の種類、自家用車の有無、世帯の年間収入、不在者の有無、1人の世帯(単身赴任・その他)、10歳以上の世帯員数、10歳未満の世帯員数、生活時間の行動の種類(調査票Bは場所も含む)、一緒にいた人 |
上記統計の作成の方法又は統計的研究の方法を確認するために特に必要と認める事項 | 社会生活基本調査 のB票から一日で一回でも外出したかどうかを判定し,外出率,個人単位・世帯単位の不在率を算出した.算出値と既存の全国都市交通特性調査から得られる値を比較し,既存の交通調査 における移動の記入漏れを示唆する結果を得た.特に2021年は両調査が同年に実施されており,外出率に着目して,より厳密な比較を行った.また,社会生活基本調査のA票の各「時間帯」の「行動の種類」「一緒にいた人」から前後の時間帯の状況も考慮し,在宅/不在を推測するアルゴリズムを決定木・ランダムフォレストの機械学習手法で改良する検討を行った. |
学術雑誌等の名称及び掲載年月日 |