管理番号:10045020200010
府省:厚生労働省
提供状況
2020-06-10 | 調査票情報の提供を受けた者の氏名又は名称 |
野口 晴子 |
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調査票情報の提供を受けた者(個人に限る。)の職業、所属その他の当該者に関する事項 |
早稲田大学政治経済学術院 教授 |
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提供した調査票情報に係る統計調査の名称 |
賃金構造基本統計調査 |
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調査票情報の利用目的 | 厚生労働科学研究費補助金(生活習慣病・難治性疾患等総合研究事業)「産業別・地域別における生活習慣病予防の社会経済的な影響に関する実証研究(19FA1301)」による研究事業の一環として利用する。 | |
備考 |
統計若しくは統計的研究の成果又はその概要等
調査票情報の提供を受けた者の氏名又は名称 |
野口 晴子 |
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提供した調査票情報に係る統計調査の名称 |
賃金構造基本統計調査 |
統計又は統計的研究の成果等のタイトル等 | 地域における医師密度が医師の診療に対する労働供給とキャリアに及ぼす影響に関する実証分析 |
提出された統計若しくは統計的研究の成果又はその概要 | 地域における医師密度が現職医師の労働供給に対して与える影響は、所得効果と代替効果の相対的な大きさに依存する可能性がある。本研究では、日本の国民皆保険制度における診療報酬制度の下、医師が地域内での医師密度を代理変数とする「競争」に対してどのように反応するかについて実証的な検証を行った。結果、地域での医師密度により、専門分野の標ぼう数を減らしたり、キャリアを変更したり、あるいは、現場での診療から離れたりといった選択をして、労働力供給を抑制する傾向にあることが示唆された。こうした傾向は、とりわけ、地方での診療を行う内科医に顕著な傾向であった。 |
上記統計の作成又は統計的研究を行うに当たって利用した調査票情報に係る統計調査の名称、年次、当該調査票情報の地域の範囲その他の当該調査票情報を特定するために必要な事項 | <調査名> 賃金構造基本統計調査 <年次> 平成元年~平成30年 <地域の範囲> 全国 <統計的研究に利用した調査票情報> 個人票、事業所票 |
上記統計の作成の方法又は統計的研究の方法を確認するために特に必要と認める事項 | 地域における医師密度が医師の診療に対する労働供給とキャリアに及ぼす影響に関する実証分析を行うため、上記調査票情報を用いて、固定効果モデル分析、及び、機械学習の2つの手法(Classification and Regression Trees (CART);Random Forest)を行った。 |
学術雑誌等の名称及び掲載年月日 |
『経済分析』第202号: pp.36-70. 内閣府経済社会総合研究所 https://www.esri.cao.go.jp/jp/esri/archive/bun/bun202/bun202c.pdf |