管理番号:10045020200076

府省:厚生労働省

提供状況

2021-01-27 調査票情報の提供を受けた者の氏名又は名称 馬場 幸子
中谷 友樹
磯 博康
調査票情報の提供を受けた者(個人に限る。)の職業、所属その他の当該者に関する事項 大阪大学 招へい准教授
東北大学環境科学研究科 教授
大阪大学大学院医学系研究科公衆衛生学 教授
提供した調査票情報に係る統計調査の名称 人口動態調査
21世紀出生児縦断調査(平成13年出生児)
21世紀出生児縦断調査(平成22年出生児)
調査票情報の利用目的  科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金)「地理情報の活用による産科分娩施設へのアクセスと妊娠帰結に関する全国疫学研究」及び「母親の就労・家族構成が自身と子の健康に与える影響と就職要因に関する日英比較研究」の一環として、人口動態統計を利用し、分娩施設へのアクセスの実態及び動向について解析するための基礎資料を得る。
備考

統計若しくは統計的研究の成果又はその概要等

調査票情報の提供を受けた者の氏名又は名称 馬場 幸子
中谷 友樹
磯 博康
提供した調査票情報に係る統計調査の名称 人口動態調査
21世紀出生児縦断調査(平成13年出生児)
21世紀出生児縦断調査(平成22年出生児)
統計又は統計的研究の成果等のタイトル等 地理情報の活用による産科分娩施設へのアクセスと妊娠帰結に関する全国疫学研究
提出された統計若しくは統計的研究の成果又はその概要 1)産科分娩施設へのアクセス(距離)と妊娠帰結との関連を検討するために、症例のデータセットを作成した。照合できた106件のうち、海を挟む移動を伴わない105件について、登録居住地と産科分娩施設との自動車による移動所要時間を算出した。移動所要時間は中央値18(平均値:44,最小値:2,最大値:784)分だった。そのうち居住地と分娩施設が同一都道府県内に位置する症例は90例(84.9%)、隣接都道府県の症例は4例(3.8%)、非隣接都道府県の症例は11例(11.3%)であり、移動所要時間の中央値(平均値,最小値:,最大値)はそれぞれ16(22,2,107)分, 28 (32,17,53)分, 152(226,40,784)分だった。
2)居住地域あるいは個人のはく奪指標が、妊娠帰結と関連するかについて、日本人を対象とした大規模データを用いて検討した。対象は2001年あるいは2010年の出産約85,000件である。早産・低出生体重を結果変数とし、他の要因を暴露変数とした多変量ロジスティック解析、及び②居住都道府県のはく奪指標(ひとり親世帯割合、大学進学率、県民所得)(4群)・個人のはく奪指標を暴露変数としたマルチレベル解析を行った。その結果、①住地域のはく奪と早産・低出生体重児出産には有意な関連を認めなかったが、個人のはく奪指標である低学歴とパートナーとの別居は早産・低出生体重それぞれと関連する傾向を認め、②居住都道府県のひとり親世帯割合と低出生体重児出産との間に弱い関連を認めた。
上記統計の作成又は統計的研究を行うに当たって利用した調査票情報に係る統計調査の名称、年次、当該調査票情報の地域の範囲その他の当該調査票情報を特定するために必要な事項 1. 人口動態調査(2015-2019年、全国)居住地情報、分娩施設所在地情報等
2. 21世紀出生児縦断調査(2001,2010年)居住地情報、出生時週数・体重、児の性別、経産、本人の年齢・喫煙
上記統計の作成の方法又は統計的研究の方法を確認するために特に必要と認める事項 1.妊産婦死亡症例における、登録居住地と産科分娩施設との自動車による移動所要時間を推定し、推定移動時間が負の妊娠帰結に関連するか分析する。。
2.居住地域あるいは個人のはく奪指標が、妊娠帰結と関連するかについて分析を行うため上記調査票情報を用いてロジスティック回帰分析を行う。
変数は①に示された必要な事項のとおり。
学術雑誌等の名称及び掲載年月日 Journal of Epidemiology 34 Suppl 2024 31 Jan. https://jeaweb.jp/files/activities/annual_meetings/34-kouenshu.pdf