管理番号:10045020210053

府省:厚生労働省

提供状況

2021-11-02 調査票情報の提供を受けた者の氏名又は名称 大石 亜希子
調査票情報の提供を受けた者(個人に限る。)の職業、所属その他の当該者に関する事項 千葉大学大学院社会科学研究院 教授
提供した調査票情報に係る統計調査の名称 人口動態調査
調査票情報の利用目的 文部科学省独立行政法人日本学術振興会による「科学研究費助成事業(科学研究費補助金)」の補助を受け、「貧困とジェンダーの視点に基づく高校生アルバイト就労の実態解明と支援策の検討」として、高校生アルバイトの就労実態およびその規定要因について、計量経済分析の手法を用いて分析を行い、経済学および社会政策の観点から、労働政策や教育政策が今後進むべき方向性を提言するもの
備考

統計若しくは統計的研究の成果又はその概要等

調査票情報の提供を受けた者の氏名又は名称 大石 亜希子
提供した調査票情報に係る統計調査の名称 人口動態調査
統計又は統計的研究の成果等のタイトル等 貧困とジェンダーの視点に基づく高校生アルバイト就労の実態解明と支援策の検討
提出された統計若しくは統計的研究の成果又はその概要 高校生在学中の就労経験についての海外研究は、学校から職場への円滑な移行を促すとしてポジティブに評価するものがある一方、就労による学業成績不振から中退、さらには生涯所得の低下につながるとするものもあり、 統一的な見解は得られていない。本研究では、日本において高校生期のアルバイトが大学進学などのアウトカムに及ぼす影響を分析した。ロジスティックモデル、対数線形モデルなどの推定結果では、高校生期に1年でもアルバイトをすると大学進学率が低下すること、また、その影響は女子において強いことが明らかになった。
上記統計の作成又は統計的研究を行うに当たって利用した調査票情報に係る統計調査の名称、年次、当該調査票情報の地域の範囲その他の当該調査票情報を特定するために必要な事項 (調査名) 21世紀出生児縦断調査(平成13年出生児)
(年次)  平成13年度~平成28年度
(地域)  全国
上記統計の作成の方法又は統計的研究の方法を確認するために特に必要と認める事項 本人票にある高卒後の進学について、四年制大学に進学している場合を1,そうでない場合を0とするダミー変数を作成し、個人属性、世帯属性、中学3年次の学業成績、アルバイト就労経験の有無と期間、親の勤務形態、親の教育期待に回帰させた。推定方法はロジット・モデル、対数線形モデルを用いた。
学術雑誌等の名称及び掲載年月日 第15回貧困研究大会(R4.10.30)、 貧困とジェンダーの視点に基づく高校生アルバイト就労の実態解明と支援策の検討ワークショップ(R4.12.2)にて研究報告・学会・研究会等で発表(名称: 第15回貧困研究大会、 貧困とジェンダーの視点に基づく高校生アルバイト就労の実態解明と支援策の検討ワークショップ