管理番号:10045020210081
府省:厚生労働省
提供状況
2021-06-28 | 調査票情報の提供を受けた者の氏名又は名称 |
山野 良一 |
---|---|---|
調査票情報の提供を受けた者(個人に限る。)の職業、所属その他の当該者に関する事項 |
沖縄大学人文学部福祉文化学科 教授 |
|
提供した調査票情報に係る統計調査の名称 |
21世紀出生児縦断調査(平成22年出生児) 人口動態調査 |
|
調査票情報の利用目的 | 科学研究費助成事業(科学研究費補助金)(基盤研究(B))「基礎自治体における子どもの貧困対策の現状と課題に関する総合的研究」の一環として、子どもの貧困対策を推進するために、21世紀出生児縦断調査(平成22年出生児)に係る調査票情報を利用した分析を実施する。 | |
備考 |
統計若しくは統計的研究の成果又はその概要等
調査票情報の提供を受けた者の氏名又は名称 |
山野 良一 |
---|---|
提供した調査票情報に係る統計調査の名称 |
21世紀出生児縦断調査(平成22年出生児) 人口動態調査 |
統計又は統計的研究の成果等のタイトル等 | 基礎自治体における子どもの貧困対策の現状と課題に関する総合的研究 |
提出された統計若しくは統計的研究の成果又はその概要 |
各自治体で行われている「子どもの貧困調査」では、所得などを基に捕捉する貧困状況とともに保育などの社会資源の利用状況の分析が行われようとしているが、全国におけるデータの分析は行われていない。本研究では、21世紀出生児縦断調査(平成22年出生児)の調査票情報の分析を行い、特に出産半年や1年半という乳幼児初期の保育利用や育児休業利用割合における経済状況による階層差を確認した。 本分析では、低所得層では保育利用や育児休業利用が少ないことが見られた。また、学歴による違いも確認できた。 |
上記統計の作成又は統計的研究を行うに当たって利用した調査票情報に係る統計調査の名称、年次、当該調査票情報の地域の範囲その他の当該調査票情報を特定するために必要な事項 | (調査名) 21世紀出生児縦断調査(平成22年出生児) (年次) 令和元年 (地域) 全国 (統計的研究に利用した調査票情報)年間収入、同居の状況、育児休業、就業状況、保育サービス、学歴など |
上記統計の作成の方法又は統計的研究の方法を確認するために特に必要と認める事項 | 以下のクロス分析を行った。所得階層ごとの母親の就業状況の変化(出産1年前、出産半年後、出産1年半後)、出産半年後の所得階層ごとの育児休業取得率、出産1年半後の所得階層ごとの保育利用割合、学歴が中学卒業である母親の就業状況の変化(出産1年前、出産半年後、出産1年半後)、母親の学歴別の保育利用割合など。 |
学術雑誌等の名称及び掲載年月日 |
「子ども学」第10号 2022-05-30 |